目指せ!ITパスポート うさもの勉強日記

第9回 コミュニケーションするためにはルールが必要不可欠だ!

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今年最後の夏を満喫!

先日,神奈川県の大磯へ地引き網漁が体験できるイベントに参加しました。今年最後の夏の思い出作り! 初めての地引き網漁で,よくわからないまま夢中で網を引くと,たくさんのお魚が! 中でもたくさん獲れたのがしらす”。最初は小さすぎて魚とは気づかなかったのですが,よく見ると半透明の物体がたくさん網にかかっていました!そして,まずは取れ立てのしらすを生のまま頂きました。海で味わうのはまた格別です!

あとで,聞いたところによると,大磯の地引き網は,そもそも,しらす漁のためのものだそうです。なので,それ以外のお魚はいわばおまけのようなものだそう。そのままあぶって食べたり,干したものを食べたり,取れ立ての魚に舌鼓しつつ,思いきり海を満喫! 海で泳いで背中が真っ黒こげになって,後日,ひりひりと痛かったですがこれもまた夏の思い出です…。

コミュニケーションする為に定められたプロトコルの重要性

さて,今日は平成21年度【春期】【秋期】ITパスポート試験合格教本の第五章の続き,ネットワークについて勉強しました。

ネットワークについて勉強した時,最初に出てくるのがプロトコル”。

仕事中にこの言葉を耳にする度,なにやらかわいらしい響きの言葉だな,なんて,漠然と思っていたのですが…。コミュニケーションをするためのルールのことをプロトコル,と呼ぶのだそう。ネットワークにおいてはコンピュータを使ってコミュニケーションする場合のルールのこと。

コミュニケーションをすると言う意味では,普段の生活でも人と人にも置き換えられます。プロトコルなんて意識してお互いやり取りはしていませんが,そこにはルールが存在しています。

例えば,先日,中国へ旅行したときのこと。タクシーの運転手さんにホテル名を英語読みで伝えたところ,全く通じませんでした。私たちが世界的な共通言語のルール,すなわちプロトコルだと思っていた"英語"という言語でのコミュニケーションが通じなかった瞬間です。

「上海の中心街にある大きなホテルなのに,なぜ知らないんだろう…?!」

タクシーの運転手さんはホテルの所在を知らないんだとばかり思っていましたが,旅の途中,しばらくして気づいたことがありました。中国ではアルファベット表記の読みを漢字に変換させます。中国人はその漢字を中国語読みするため,最初のアルファベットの読み方とはかけ離れた言葉になってしまっていたのです。滞在していたホテルは"RADISSON HOTEL SHANGHAI NEW WORLD"という名前のホテルでした。これが中国では"上海新世界麗笙大酒"となり,最終的には中国語読みでないと,全く通じなかった,という訳です。

したがって,中国の町の中では中国語というルール,すなわち,プロトコルでないとコミュニケーションが成立しなかったのです。

ネットワークにもあらかじめ定められたルールが!

このようにで言葉のルールにも,世界共通と言われている英語が存在するように,コンピュータの世界にも標準とされる,ネットワークプロトコルが存在します。またそのルールはコンピュータの持つべき通信機能ごとに階層化され,それぞれに定義されています。

書籍を読んだところ,ITパスポート試験で出題頻度が比較的高いのはデータリンク層,ネットワーク層のようです。

IPアドレス

ネットワーク層では,IPアドレスについて説明されています(IPはインターネットプロトコルの略)。インターネットの基本的なルールです。IPアドレスとは"192.168.0.1"というような,数字の並びがそれにあたるのですが,なんでドットで区切られているんだろう,と素朴な疑問でした。

読み解いてみると,そもそもIPアドレスは32桁の二進数。これを8桁ごとに分けて十進数にすると先ほどのような数字になるようです。さらにIPアドレスにはネットワークアドレス部,ホストアドレス部に分けることができ,最近はクラスレスサブネットマスクによって設定するのが主流のようです。

ここでふと疑問に思ったことが,IPアドレスって割り当てられる数に限界があるのでは?! 飽和状態が来るんじゃないの?ということ。32桁の二進数,すなわち43億個に対してIPアドレスを振ることができるのですが,世界中でインターネットを繋ごうとすると足りなくなる計算だそう。

そこで,IPアドレスの桁数を増やしたIPv6が登場しているそうです。IPv6では桁数が128桁になるので,IPアドレスの数が星の数になる計算。急速なネットワークの普及に対応すべく,策も考えられているのですね。すごいです!

アプリケーション層

また,ITパスポートの出題頻度は低いようですが,身近なものとしてはネットワークプロトコルの一番の表層,アプリケーション層のプロトコルが挙げられています。例えば,Webサイト。Webサイトはブラウザと呼ばれるアプリケーションで閲覧しますがここにもルールがあるのです。

Webサイトは,表示させたい情報をHTMLと呼ばれる言語で記述することでブラウザに表示されます。このHTMLを送受信する為のルールがHTTPです。WebサーバにあるHTMLで記述されたファイルは,HTTPに従って,ブラウザへ送信,表示されます。

ブラウザにはInternet Explorer,Firefox,Safariなど,いくつかのアプリケーションが存在しますが,HTTPを適切に処理するように実装されているため,どのブラウザでもほぼ同じ見え方で閲覧することが可能です(この部分が標準化されていないと,ブラウザごとに全く異なる表現になってしまいます)。

ただし,インターネットプロトコルで定められていない細部の表現(CSSなど)についてはブラウザごとに独自実装されているために,それぞれ差異が生じてしまいます。この差異をなくし,どのブラウザでも同じ見た目で表現できるように,Webサイトの制作の現場ではHTMLファイル等の記述に工夫をこらしたりします。

Webサイトを制作する私たちにとってはなぜ,ブラウザによって見た目が微妙に違うのか,にわかに疑問に思っていたことが,よくわかりました。

ITパスポート試験の技術に関わるテクノロジ系の分野は通常の業務に直結する話ばかりなので,とてもやりがいを感じる今日この頃です。

イラスト:Sayuri Wakamatsu (rokunana)

著者プロフィール

うさも

Webデザイナー(株式会社ロクナナ)。Web業界に足を踏み入れてもうすぐ2年。はったりと根性で数々の苦難を乗り越えるが,まだまだ勉強不足。知識,技術力向上のためITパスポート試験合格を目指すことに。うさぎが大好き。猫も好き。

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