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スターロジック,脱人月「1タスク8万円」のコスト体系を発表

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⁠株⁠スターロジックは7月19日,秋葉原にて「StarLogic Conference 2007~ここからはじまるユーザ主役型システム開発,その第一歩~」を開催した。同社代表取締役兼CEOの羽生章洋氏はその中で,⁠企業がITを導入する際,どこに頼めばよいかわからない。相場もわからないし相見積もりもとれないという状況がある。SI業界には『人が働いた時間分は全部お金をください』という人月という商習慣があるが,人月は成果物の実質価値とお客様の支払額が無関係。スターロジックは今後,人月商売,下請商売をしない」⁠脱人月⁠宣言を行った。人月に代わる価格体系として,システム化対象の業務の1タスクにつき8万円(税別)とする。タスクとは,⁠マジカ!」⁠本誌Vol.39「マジカ!ではじめる業務フロー」に関連記事掲載)におけるシステムカード1枚に相当し,普通の販売管理システムなどで30~50タスク程度,1タスクあたりの画面数は4~5程度,トータル250画面くらいという(ただし,複雑なUI,帳票は個別見積もり,環境構築やデータ移行は別料金⁠⁠。実現に際してはタワーズクエスト㈱とアライアンスを組み,⁠DIYによる要件定義」⁠可能な限りの開発工程の自動化」を行う「DoITyourself(ドゥアイティユアセルフ⁠⁠」と呼ぶしくみを導入しているとのこと。

スターロジック
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