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[改訂第3版]Jenkins実践入門 ――ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術

本書の刊行に寄せて

Jenkinsは,世界中で広く使われている継続的インテグレーションサーバです。拡張性も高く,日本語化も進んでおり,活発なコミュニティもあるお陰で,日本でもJenkinsの認知度は高いと思っています。しかし,実際に現場に適用しようと思った時に,拡張性・自由度の高さがかえって仇になって,「どうしたらいいのかわからない」,という声もよく耳にします。

ソフトウェアを書く作業にはある種の才能,努力,時間が必要ですが,そのソフトウェアという「点」を普及させて実際に世の中の役に立つ「面」に広げるのも別種の才能,努力,時間が必要です。

NTTデータの佐藤さん(当時)のチームに声を掛けていただいたのはそんな時でした。佐藤さんのチームではNTTデータの社内向けに開発環境やプロセスの整備を進めており,Jenkinsもその一環として使ってらっしゃるとのことでした。

本書は,そんな佐藤さんのチームがNTTデータの現場のプロジェクトと日々接する中で培った経験から生まれました。先進的な技術を現場に導入する̶̶実用的な,現場指向の本を生み出すのにこれ以上優れた環境は考えられません。

Jenkinsが世に産声を上げてからはや10年以上,ソフトウェア開発の世界での自動化へのニーズは増える一方です。これにあわせて,継続的デリバリーやDevOpsへの取り組みを支えるためにJenkinsも,Jenkins 2,Pipeline,Blue Oceanといった様々な取り組みを進めています。また,CloudBeesも企業として成長し,企業での組織的な取り組みを助けるという「点を面に広げる」お手伝いをしています。

そういった環境の中で第3版を迎えたこの本が,実際にJenkinsを仕事に組み込む上で役に立つと確信しています。

川口耕介
Jenkins プロジェクトリード
CloudBees, Inc. CTO

著者プロフィール

川口耕介(かわぐちこうすけ)

Jenkinsプロジェクトリード。CloudBees, Inc.アーキテクト。Sun Microsystems社(現Oracle社)在籍時にJenkinsの前身であるHudsonを開発。その後InfraDNA社を設立,現在に至る。
Twitter:@kohsukekawa
ブログ:http://kohsuke.org/

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