[特別広報]IPとITを組み合わせて世界へ KADOKAWAだからこそできる新しいコンテンツ発信を

第1回 OTT準備推進室インタビュー フレッシュエンジニア編

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KADOKAWAはドワンゴと経営統合し,出版とITという2つの側面を持ち合わせた企業です。長らく培ってきた小説やコミック,アニメなどの知的財産(IP)にIT技術を活用することで,新しいコンテンツ配信サービスを準備しているところです。同社 OTT推進準備室 室長 宮崎賢一氏写真1⁠,同室チーフプランナーの森島昌洋氏写真2⁠,そして最近このOTT推進準備室に加わり,実際に開発を進めているエンジニアの前田大介氏写真3⁠,尾本和也氏写真4⁠,蜂谷達郎氏写真5に現場の様子をお伺いしました。

異なる背景からOTTプロジェクトに参画 三者三様のエンジニアたち

─⁠─KADOKAWAではIPとITを組み合わせたプロジェクトを進めているそうですね。

写真1 OTT推進準備室
室長 宮崎 賢一氏

写真1 OTT推進準備室 室長 宮崎賢一氏

宮崎:私たちは「OTTOver the Topプロジェクト」と呼んでいます。付加価値のある自社コンテンツの発信など,これまでにない独自サービスとして,2019年春のリリースに向けて準備中です。KADOKAWAはIT企業ではありませんが,IT企業と遜色ないほどのエンジニアが集まっているところです。新事業なので新しい軸,新しい技術でシステム開発に取り組める環境です。

─⁠─エンジニアのみなさま,まずは自己紹介をお願いします。

前田:OTTプロジェクトでは1人目のエンジニアです。2018年6月の入社直後は,技術調査や社内連携システムの開発などをしていました。今ではエンジニアが増え,全員で開発言語やフレームワークを選定し,開発を進めています。

尾本:入社してまだ1ヵ月未満です。フロントエンドとバックエンドのデモ開発や基本設計をしています。IPに近い環境で働きたいと思い,転職しました。お気に入りは「Re:ゼロから始める異世界生活」のレムちゃんです(笑⁠⁠。

蜂谷:入社して1ヵ月ほどです。バックエンドを担当しています。Goで具体的な機能開発をしています。これまでSIerにいて,⁠あらゆるところが違う」と感じています。

─⁠─差し支えなければ前職や転職理由を教えていただけますか?

前田:長らく大規模なWebサービス開発をしており,多数のエンジニアに囲まれていました。一方でスタートアップのように,まったく新しいところから開発する経験をしてみたいと思っていました。OTTプロジェクトはスタートアップのイメージに近かったです。人生1回限りなので,転職を決めました。エンジニア1人目なので,開発言語やツールを優先的に選定することができました。

尾本:前職はスマホ向けゲームを開発していました。流行のIPが絡むとスパークするなど,ユーザーの反応がストレートに見えておもしろかったです。よりIPと関係があり,IPを広げていくところで働きたいと思っていました。転職を考えるタイミングでKADOKAWAがIPとITで新しいことを始めようとしていると聞いて,応募しました。これまでおもにバックエンドを担当していましたが,今ではフロントエンドにも携われておもしろいです。

蜂谷:自分の価値観をあらためて見直す機会があり,そこで自分は「新しい技術でクリエイティブなことをやりたい」と気づきました。前職はBtoBで金融系でしたから,開発は仕様をかっちり決めてウォーターフォール,枯れた技術を使用した開発の管理・推進など。エージェント経由でWeb系の新しい取り組みをしている会社を探し,KADOKAWAがクリエイティブな新規事業を立ち上げていると聞いて転職を決めました。

写真2 OTT推進準備室 事業企画課 課長
チーフプランナー 森島 昌洋氏

写真2 OTT推進準備室 事業企画課 課長 チーフプランナー 森島 昌洋氏

写真3 OTT推進準備室 開発課
ソフトウェアエンジニア 前田大介氏

写真3 OTT推進準備室 開発課 ソフトウェアエンジニア 前田大介氏

エンジニアとディレクターKADOKAWAならではの体制

─⁠─森島さんはプランニングとディレクションを担当されているそうですね。どのようなことをしていますか?

森島:業務分担には出版社のWebサービスらしさがありますね。KADOKAWAではWebサービスでも編集部を立てて,コンテンツの調達や編成は彼らが実行します。私は編集部とエンジニアの間に立ち,コンテンツをどのような形でシステムに乗せるのか,コンテンツのレギュレーションも含めて調整しています。エンジニアには要件定義や企画から一緒に考えてもらっています。新規サービスの開発は進捗管理が難しいところですが,ゴールをイメージしながら「今何合目まで来たか」を見定め,課題を洗い出し,つぶしているところです。

─⁠─どのようなバックグラウンドをお持ちなのでしょうか。

森島:実は私は76年生まれの「ナナロク世代」です(笑⁠⁠。ITベンチャーからポータル企業まで,一貫してデジタル畑でキャリアを積んできました。一方でKADOKAWAは社内全体でデジタルシフトを進めています。自分の能力や専門性が会社組織のミッションにフィットしており,やりがいを感じます。

─⁠─エンジニアから見て,ディレクターがいると開発の仕事は違いますか?

前田:これまで数十人から数百人のエンジニアに囲まれ,ひたすら開発している世界でした。今は少数のエンジニアチームの目の前に森島さんが座っています。編集部からの声や空気が森島さんを通じて直接聞こえてきます。先日,IPの素材を使う場合のトリミング方法で編集部から指示があり,⁠これがコンテンツを持っている会社ということなんだ」と実感しました。

尾本:森島さんは席が近いので,すぐそばまで来て「この仕様はこうなりました」と直接教えてくれます。森島さんはシステムを使う人と開発側との間をつなぎ,意識合わせをしてくれています。エンジニアはエンジニアが気をつけなくてはならないところに集中できます。

蜂谷:エンジニアとディレクターという役割分担は初めてで新鮮に感じています。森島さんをはじめディレクターの方々はエンジニアが働きやすいように,プロジェクトの管理や他部署との調整などをしてくれていて,ありがたいと感じています。

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