国際ウェブデザインフェスティバル WIF 2008 コンペティション予選参加者募集

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2008年4月17~19日の間、フランスのリモージュで国際ウェブデザインフェスティバル(WIF;Webdesign International Festival)が開催される。同イベントは、世界中のWebデザイナーとWebデザイン業界関係者の祭典。2008年で3回目の開催となる。

イベントの目玉はWebjam

WIFの目玉がWebjam。Webjamとは、与えられたテーマに基づいたグラフィックWebインターフェースの創作をチーム制で競い合うコンペティションで、予選と本選の2段階で展開される。

チームは、国籍/プロ/アマを問わず、あらゆる分野(グラフィックデザイナーやWebデザイナー、デベロッパーなど)の2~4人で構成することが可能だ。

このコンペティションのユニークな点は、当日発表される同一のテーマに基づき、24時間ノンストップ体制でWeb制作を行うということだ。まず、2008年1月18日にオンライン国際予選が行われ、優秀だと判断された上位40チームが、4月にリモージュで行われるWebjamワールドファイナルに進むことができる。ファイナル戦においても、同様の条件下でWeb制作が行われる(※1⁠⁠。

また、オンラインでの国際予選の参加も可能だが、国内に設けられた会場における参加も可能。この場合も同様の条件下でWeb制作を行うことになる。国内予選会場は多摩美術大学造形表現学部デザイン学科(世田谷区上野毛)キャンパス内のコンピュータールーム。

Webjamの他にも、さまざまなカンファレンスや、リモージュ地方への進出を支援するICT起業家向けセッション、Web業界への採用や求人に関するサロンも設ける予定とのこと。

このイベントへの参加申し込み/詳細に関しては、イベントサイト(※2)もしくは、多摩美術大学造形表現学部デザイン学科まで。

去年のWebjam本選の様子。このように、24時間体制でチーム一丸となってのWeb制作が求められる
去年のWebjam本選の様子
前回(2006年開催)優勝したアメリカチームのサイト。このときのテーマは⁠あなたは建築家かつインテリアデザイナーです。あなたの夢の構造上のプロジェクトを公開しているサイトを制作してください⁠というものだった。この作品および他のチームの作品は、こちらのページで見ることができる
前回(2006年開催)優勝したアメリカチームのサイト

日本からの参加を強く呼びかける

Webjam予選の申し込み開始に合わせて、11月29日、フランス大使館経済部において記者発表会が行われた。

発表会において、WIF 広報 国際事業祭典開発担当 オード・ブーリアト氏は「本イベントは開催当初は欧州中心だったが、前回は北米、南米の方々にも参加いただき、400を超える国際的な報道機関に取り上げられるなど、国際的なイベントに発展してきている。そこで、3回目を迎える今回は、アジアにおける展開を目標としている。とくに日本のWebデザインのスキルは非常に高い。ぜひ日本の方々に積極的に参加してもらいたい」と述べた。

WIF広報 国際事業祭典開発担当 オード・ブーリアト氏は、日本人の参加を強く呼びかけた
WIF広報 国際事業祭典開発担当 オード・ブーリアト氏は、日本人の参加を強く呼びかけた
国際ウェブデザインフェスティバル(WIF)
URLhttp://www.webdesign-festival.com/
email:a-bourliataux@webdesign-festival.com
多摩美術大学造形表現学部デザイン学科
URLhttp://www.kaminoge-design.tamabi.ac.jp/
※日本語版正式サイトは近日中に公開

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