HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn開催

2008年11月17~18日の2日間、六本木アカデミーヒルズ40(東京・六本木)において、⁠HITACHI Open Middleware World 2008 Autumn」が開催された。主催は⁠株⁠日立製作所。17日の主題は「JP1が成功に導く、実践!仮想化&グリーンIT⁠⁠、18日は「さあ、はじめよう!SOA~SOAプラットフォームCosminexus~⁠⁠。

展示会場風景
展示会場風景

本イベントは、統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」や、統合システム構築基盤「Cosminexus」など同社のミドルウェア製品を用いて、システム構築/運用を実現し、業務上の諸問題を解決する方法を紹介するもの。各種講演やデモンストレーション展示が行われた。

17日は特別講演として「職人(技術・環境)輸出大国ニッポンへ」と題し、鳥越俊太郎氏が講演した。同氏は黄砂の被害がひどいためその源を探しに、取材で2008年4月に中国の内モンゴル地区へ行った。そこはゴビ砂漠と人間の居住区の境である。そこでは砂漠化を止めるために植林をしている日本人のNGOがいた。同氏は日本という国は人が命だと思った。私たちが知らない間に、日本人のNGOが世界中に散らばって仕事をしている、と言うことを伝えたいと語った。

日本には天然資源がほとんどない。しかし、経済大国としては米国に次いで2位と言われている。生活の豊かさは世界で5本の指に入るであろう。基本的に日本は安全、清潔、便利。これが実現できたのは世界に誇る資源、日本には人材という名の天然資源があったから。資本主義の国では日本のようなサービスがあるわけではない。サービスにはある種のノウハウがある。商人の商法がある。もちろんタダではないが、これを世界中に持っていってはどうかと提案した。日本は何兆円と世界中にODAを払っている。金の切れ目は縁の切れ目。ODAをやめたら、縁だけでなく、恨みを買うだろう。しかし、人と人がつながっていればどうだろうか。発展途上国へ行って技術支援をしたら、その人を通じてその国と日本と強いつながりになる。人脈は金脈には代えられない。人のつながりを大切にすべき、と説いた。

鳥越俊太郎氏による特別講演
鳥越俊太郎氏による特別講演

また、日本は環境先進国とも言える。昭和40年代は公害がひどかった。しかし今は環境の技術が進んだため、川に魚が戻ってきている。自然を改造してはいけない。自然とともに共生するという考え方を世界に広めないといけないと語った。日本は地球を救うために人材を派遣して、世界中から喜ばれる国にしたい。人材派遣国家ニッポンにしたい、と語り同氏の公演は終了した。

展示会場では同社のミドルウェアや、それらと連携したパートナー企業のデモンストレーションが行われ、説明員の解説を熱心に聞く来場者の姿が見られた。

HITACHI Open Middleware World
URL:http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/omw/

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