ミクシィ、ソーシャルフォトコミュニケーションサービス「mixiフォト」開始

⁠株⁠ミクシィは、同社のSNSサービスmixi上で写真を使ってさまざまなコミュニケーションが可能となる新サービス「mixiフォト」の提供を開始した。

「mixiフォト」は、mixi上に写真をアップし、これにmixiのもつさまざまなソーシャルグラフ機能を付加することで、友人などと共有し、コメントのやり取りなどが可能な「ソーシャルフォトコミュニケーションサービス⁠⁠。専用ページにアップした写真をマイミクや個人を指定して公開でき、コメントや「イイネ!」を写真ごとに付けることができる。複数の写真を集めて「アルバム」として扱い、アルバム別に公開やコメントを付加する機能もある。mixiフォトの写真をプロフィール写真に差し替えることもボタン1つで可能となった。

また、写真のアップロードもJavaScriptによるブラウザベースのUIを使って、最大200枚まで一度にアップロードが可能。アップロード時に写真の回転やタイトル付加なども簡単にできる。写真の最大サイズは1024×768ピクセルで、保存容量には制限を設けないとのこと(1ヵ月あたりのアップロード容量には制限有り⁠⁠。

「mixiフォト」のトップ。⁠アルバム」のほか個別の写真もサムネール表示され、公開範囲などが指定できる。
「mixiフォト」のトップ。「アルバム」のほか個別の写真もサムネール表示され、公開範囲などが指定できる。
各写真のページ。コメントを付けていくことでコミュニケーションが可能。
各写真のページ。コメントを付けていくことでコミュニケーションが可能。

リッチな写真データは「フォトビューモード」というFlashベースの専用ビューアによる閲覧も可能。拡大、縮小、スクロールなどをマウスホイールなどから簡単に操作できるほか、フォトビューモードでのコメント付加、⁠イイネ!」の付加も可能。

フォトビューモード
フォトビューモード

写真の投稿はブラウザ経由のほかメール経由でも可能で、携帯電話からは専用のiアプリやS!アプリを使ってのアップロードにも順次対応していく。プリクラ(バンダイナムコのシールプリント機「Eye mix-アイミク-⁠⁠)からのアップロードにも対応し、プリクラ写真も簡単にプロフィールにセットすることができるようになった。

いくつかの機能はフォトAPIとして公開され、mixiアプリから「mixiフォト」を操作することもできる。APIは今後拡充させていく予定があるとのこと。

携帯電話での「mixiフォト」のUI。PC版のサブセットではなく、携帯電話からの閲覧、コメント付加等にも配慮されたUIとなっている。
携帯電話での「mixiフォト」のUI。PC版のサブセットではなく、携帯電話からの閲覧、コメント付加等にも配慮されたUIとなっている。
「mixiフォト」の発表デモを行う同社開発部エンジニアの井上恭輔氏(左⁠⁠。右は同社代表取締役社長 笠原健治氏。井上氏は「mixiフォト」のコンセプト決定やバックエンドシステムの設計、開発から関わり、開発の初期フェーズから1年半以上となったプロジェクトを支えた。
「mixiフォト」の発表デモを行う同社開発部エンジニアの井上恭輔氏(左)。右は同社代表取締役社長 笠原健治氏。井上氏は「mixiフォト」のコンセプト決定やバックエンドシステムの設計、開発から関わり、開発の初期フェーズから1年半以上となったプロジェクトを支えた。

なおmixiの従来の写真サービス「mixiフォトアルバム」は、⁠mixiフォト」のサービス開始と共に閲覧のみのサービスとなる。⁠mixiフォトアルバム」から「mixiフォト」に写真をインポートすることもできるが、両サービスは別のインフラを用いているため、インポートには別途申請が必要。

mixiフォト
URL:http://photo.mixi.jp/
mixi
URL:http://mixi.jp/

おすすめ記事

記事・ニュース一覧