アイピーキューブ、OATH準拠のワンタイムパスワード認証システムをリリース

⁠株⁠アイピーキューブは10月27日、認証セキュリティを強化するワンタイムパスワード製品「AuthWay」のアプライアンス版とソフトウェア版をリリースした。

AuthWayは業界標準のOATH(Initiative for Open AuTHentication)に準拠したワンタイムパスワード認証サーバ製品で、アプライアンス版とソフトウェア版の2つの形態で提供される。同製品とワンタイムパスワードトークン(使い捨てパスワード生成器)を組み合わせることにより、セキュリティレベルの高い二要素認証を実現することができる。

これまでワンタイムパスワード製品は、高価である、シングルベンダがトークンとサーバを一緒に提供している、エージェントの組み込みが面倒などいくつかの障壁が存在したが、AuthWayではそれらの障壁を排除し、ユーザが導入しやすい製品となっている。

AuthWayの主な特長は以下のとおり。

  • 導入コストが安価(ユーザ数が多くなる程コストメリットが大きい)
  • 「OATH」準拠の複数ベンダのトークンが利用可能
    現在利用可能なトークンは以下のとおり
    • SecureOTP(トッパンフォームズ社製のカード型トークン)
    • eToken PASS(日本セーフネット社製のハードウェアトークン)
    • c200(飛天ジャパン社製のハードウェアトークン)
    • iPhone用ソフトウェアトークン
    • Android用ソフトウェアトークン(12月リリース予定)
  • LDAP認証に対応していればエージェントは不要
  • セキュリティレベルの高い時刻同期方式を採用
  • 直感的で操作性の優れた管理者インターフェース(最新のRIA技術を採用)
  • 利用者自身がロック解除やPINリセットができるセルフメンテナンス機能
  • Windowsログオンにも対応(エクスジェン・ネットワークス社製PasswordAssistantのWindowsログオン用クライアントソフトを利用)

価格は、アプライアンス版が25ユーザライセンス98万円~、ソフトウェア版が40万円~、ハードウェアトークンが1個1,980円~、ソフトウェアトークンはiPhone用/Android用とも無料(価格はいずれも税抜き⁠⁠。

⁠株⁠アイピーキューブ
URL:http://www.ip3.co.jp/

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