京セラコミュニケーション、WiMAXとau WIN両対応の定額データ通信サービス開始

京セラコミュニケーションシステム⁠株⁠⁠KCCS)は、モバイルWiMAXとau WINの両方が利用できる法人向け定額制モバイルデータ通信サービス「KWINS 3G Plus」の提供を1月27日より開始した。価格は月額5,800円/回線(税抜⁠⁠。3月25日までの申し込み分については、発売キャンペーンとして月額3,980円/回線(税抜)にて提供される。

「KWINS 3G Plus」は、1つの端末で「モバイルWiMAX」「au WIN」の通信を可能とするハイブリッドモバイルデータ通信サービス。WiMAXの通信速度(下り最大40Mbps)とau WINの通信エリア(人口カバー率99.9%)の組み合わせにより、WiMAXエリアでは高速に、WiMAWエリア外ではau WINで、エリアを心配することなくモバイルデータ通信が可能。利用料金も月額定額となっている。

同社は2002年のサービス開始よりPHSとau CDMA網を利用したモバイルデータ通信を「KWINS」サービスとして提供してきたが、今回モバイルWiMAX網の本格展開とともに、モバイルWiMAXとau WINでのハイブリッドアクセスを「KWINS 3G Plus」として提供していく。

また、今回「KWINS 3G Plus」の他に、よりセキュアなイントラネットアクセスを行う「KWINS 3G Plus ゲートウェイ」サービスや、簡単操作の専用ダイヤルアップツール「NET BUREAU Client(ネットビューロ クライアント⁠⁠」が提供される。

「KWINS 3G Plus ゲートウェイ」は、インターネットを介さない閉域接続により、通信路のセキュリティを心配することなく社内ネットワークの一部としてモバイルを使用することが可能となるもの。

「NET BUREAU Client」は、⁠KWINS 3G Plus」への接続に加え、公衆無線LAN、自宅のインターネット回線など使用可能なネットワークの自動選択からユーザ認証、社内ネットワークへのVPN接続まで、企業のリモートアクセスで必要となる一連の操作をワンクリックで実行することが可能となるツール。

京セラコミュニケーションシステム⁠株⁠
http://www.kccs.co.jp/

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