スカイアーチ、AWS Direct Connectを利用したハイブリッド・クラウドを提供開始

⁠株⁠スカイアーチネットワークスは1月12日、同日開始されたAmazon Web Service(AWS)の新サービス「AWS Direct Connect」を用いて、AWSと同社の専用サーバやハウジングサービスを専用線で接続するハイブリッド・クラウドの提供を開始した。

AWS Direct Connectは、AWSとユーザ間を専用線を使って高速に接続できるサービス。スカイアーチはAmazon EC2やS3などのAWS(パブリック・クラウド)と同じデータセンター(Equinix TY2、東京)内に、同社のユーザ専用のサーバを設置。これをプライベート・クラウドとして利用し、AWS Direct Connectを用いてデータセンター内の1Gbpsまたは10Gbpsの専用線で両者を接続することで、ハイブリッド・クラウドを構築するというもの。

専用サーバは、同社のフルマネージドホスティングサービス「Highway PROACTIVE」またはハウジングから選択でき、24時間365日の運用代行にも対応する。

AWSなどのパブリック・クラウドには、利用したいだけ利用できる、調達期間が短い、などのメリットがある一方、共有環境であるため機密性への不安やパフォーマンスが低下するリスクも想定される。これをホスティングなどのプライベート・クラウドと組み合わせ、ハイブリッド・クラウドにすることで、機密性の高いデータはプライベート・クラウド、負荷の変動が大きな処理はパブリック・クラウドに振り分けるといった運用が可能で、コストを抑えながら多様なニーズに応じたクラウド環境を実現できる。

⁠株⁠スカイアーチネットワークス
URL:http://www.skyarch.net/

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