IDCフロンティア、物理サーバイメージを仮想マシンへ移行する「P2Vサービス」Oracle専用クラウドサービスを開始

⁠株⁠IDCフロンティアは、同社のクラウドサービス(IDCFクラウド)の機能を強化し、企業内にあるサーバのクラウド移行をサポートするサービスを6月13日より開始した。

開始するサービスは、物理サーバのイメージを仮想マシンへ移行するP2V(Physical to Virtual)サービスと、Oracleデータベース専用のクラウド環境を新たに提供するサービス。これにより、企業が自社の設備で運用するオンプレミス環境の物理サーバから、仮想化されたクラウドへの移行が容易となり、旧式サーバの刷新、データセンターへの移設による運用・管理コストの削減、仮想マシンへのシステム集約による電力の削減効果などが期待できる。

物理サーバイメージを仮想マシンへインポートするP2Vサービスは、ユーザの物理サーバからOSやアプリケーションの設定情報も含めた一式のイメージファイルを作成し、IDCFクラウドの仮想マシンへインポートするサービス。イメージファイルの作成から、インポートするイメージを一時的に保存するオンラインストレージ領域も無償で提供、マシンイメージの取得から仮想環境へのインポート(P2V2V)まで代行して対応するため、クラウドへの移行時に物理サーバで稼働するシステムを再構築する必要がない。

Oracle DB対応仮想マシンの提供は、企業内のデータベースサーバで利用しているライセンスを持ち込んでクラウド環境に移行することができ、1~4CPUタイプの仮想マシンで料金は1台あたり15,750円から利用可能。IDCFクラウド マネージドタイプでの提供となる。

IDCフロンティア
URL:http://www.idcf.jp

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