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日本マイクロソフト,日本データセンターを開設しクラウドビジネスを強化~2月26日から東日本・西日本の2拠点で稼働開始

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東日本・西日本にデータセンターを開設

日本マイクロソフト株式会社は2014年2月25日,同社のクラウドビジネス強化の一環として日本国内に「Azure日本データセンター 東日本&西日本リージョン」の開設を発表した。正式名称は「Windows Azure Japan Geo」⁠

この2月で日本マイクロソフトになって3周年を迎え,さらなる発展を目指していきたいと述べた,日本マイクロソフト株式会社代表執行役社長 樋口泰行氏。⁠年々ビジネスが拡大しているクラウド市場に向けて,より高品質なサービスを提供していける」と,今回の発表に対しての意気込みを述べた

この2月で日本マイクロソフトになって3周年を迎え,さらなる発展を目指していきたいと述べた,日本マイクロソフト株式会社代表執行役社長 樋口泰行氏。「年々ビジネスが拡大しているクラウド市場に向けて,より高品質なサービスを提供していける」と,今回の発表に対しての意気込みを述べた

今回の日本データセンター設置に関しては,先日新CEOに就任したサティアナデラ(SatyaNadella)氏が陣頭指揮を取ったとのこと

今回の日本データセンター設置に関しては,先日新CEOに就任したサティアナデラ(SatyaNadella)氏が陣頭指揮を取ったとのこと

今回発表されたのは,東日本(埼玉)⁠西日本(大阪)の2拠点。近年,同社が掲げている「デバイス&サービス」を実現するための基板技術となるクラウドに関してWindows Azureを中心とした取り組みを行っている。ソフトウェア面に関してはgihyo.jpのWindows Azure開発者の広場コーナーでも取り上げているとおり。

今回は,インフラ部分となるデータセンターに関して,日本国内に設置され,より一層品質の高いクラウドサービスの提供が実現されることとなった。

レイテンシー3倍以上改善,国内での災害対策

具体的な特徴は次のとおり。

  • レイテンシー3倍以上改善(同社の国内外リージョンと比較して)
  • 国内データ保持,国内での災害対策

そして,周辺サポートして以下のものが用意される。

  • クラウド導入の無償相談窓口「Cloud Direct」
  • クラウド導入,移行支援サービス(有償)
  • 日本語で24時間の障害サポート体制(有償)

技術的には,各リージョンとも3重レプリカを実現しており,東西合わせて計6重レプリカを準備し,国内における災害対策も取られている。

すでに12月18日から早期利用プログラムに36社が参加しており,正式稼働に向けての検証が行われてきたそうだ

すでに12月18日から早期利用プログラムに36社が参加しており,正式稼働に向けての検証が行われてきたそうだ

Windows Azureには,ラウンチパートナー120社以上,ソリューション300以上,エンジニア5,000名以上が関わっている

Windows Azureには,ラウンチパートナー120社以上,ソリューション300以上,エンジニア5,000名以上が関わっている

また,今回の発表にあたり,米MicrosoftのWindows Azure Business & Operations, General ManagerのSteven Martin氏が来日し,Microsoftとしての「Cloud OS」戦略について,改めて説明された。

「Microsoftは,⁠エンタープライズフォーカス⁠⁠ユーザフォーカス⁠そして⁠ハイブリッドデザイン⁠と,一貫性のあるプラットフォームを提供することで,ビジネスをサポートする」と述べるSteven氏

「Microsoftは,“エンタープライズフォーカス”“ユーザフォーカス”そして“ハイブリッドデザイン”と,一貫性のあるプラットフォームを提供することで,ビジネスをサポートする」と述べるSteven氏

エンタープライズ向けの技術として,また,ユーザ向けの技術としてのプラットフォームであることはもちろん,各種オープンソース技術との親和性の高さを紹介しながら,サービスを開発していく開発者にとって最適なプラットフォームでもあるという点について,Steven氏は紹介し,日本の開発者たちの積極的なWindows Azure利用を促した。

その他,Windows Azureに関する情報は公式サイトを参照のこと。

Windows Azure
URL:http://www.windowsazure.com/ja-jp/

最後に,樋口氏が「この投資を日本の資産へ」とコメントし,この日本のデータセンターを軸に,日本のパートナーに向けてクラウド時代に対応できる品質のデバイスとサービスを提供し,日本のビジネスをサポートしていくことを力強く誓い,発表を締めくくった。

明日2014年2月26日から正式稼働する「Windows Azure Japan Geo」

明日2014年2月26日から正式稼働する「Windows Azure Japan Geo」

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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