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「LINEはLINEを越える。さらに便利に,さらに豊かに」~LINE Showcase 2014 Feb.開催:スタンプオープン化,API公開,通話サービスの拡充

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LINE株式会社は2014年2月26日,同社の新サービス発表会「LINE Showcase 2014 Feb.」を開催した。

3億7,000万ユーザを突破

まず冒頭で,同社取締役COO出澤剛氏が登場し,今回の「LINE Showcase 2014 Feb.」開催の経緯,そして,最新のLINEに関するアップデートを行った。

出澤氏は「今,最もホットな分野であるメッセージングアプリで,世界一を目指す」と力強く語った

出澤氏は「今,最もホットな分野であるメッセージングアプリで,世界一を目指す」と力強く語った

これまで同社は,⁠Hello, Friends in Tokyo」という形で年に1度の発表の場を設けてきたが,⁠世の中の動き,技術進化のスピードを鑑みて,私たちもこれから定期的に,時代のスピードに合わせて,⁠より短いスパンで)定期的な発表をしていきます」と出澤氏は述べた。

2014年2月26日現在,LINEのユーザは3億7,000万を超え,日本,台湾,タイでは,メッセージングアプリとして相変わらずのトップシェアを獲得しており,スペインやインドネシアでもトップを狙える位置に来ているとのこと。そして,アメリカ,マレーシアで1,000万ユーザを超えたことが発表された。

現状を述べた後,今回のイベントの目玉となる「BEYOND LINE」が発表された。言葉のとおり,⁠LINEを越える」というビジョンのもと,本日は3つの新しい展開が発表された。

BEYOND LINE,3つの新発表

出澤氏に続いて登場したのは,同社執行役員/CSMOの舛田淳氏。

「BEYOND LINE―LINEを越える」と力強くコメントし,LINEの次のステージへの第一歩を踏み出す宣言をした舛田氏

「BEYOND LINE―LINEを越える」と力強くコメントし,LINEの次のステージへの第一歩を踏み出す宣言をした舛田氏

舛田氏は「おかげさまで数多くのユーザに使っていただけるようになってきましたが,そのため,いつの間にか無意識のうちに⁠LINE⁠という殻や枠ができてしまいました。私たちは,さらなる高みを目指すべく,つねにチャレンジャーにならなければなりません」と,日本で最大,そして世界有数のメッセージングアプリとなった現在,より上のレベルを目指すべく,既存の概念を壊し,新しい展開を目指すとコメントした。

そして,今回「BEYOND LINE」のビジョンのもと,次の3つの新発表が行われた。

  • LINE Creators Market:LINEスタンプのオープン化
  • LINEビジネスコネクト:LINE APIの公開
  • LINE電話/LINE Call:一般電話回線向けの通話サービス

LINE Creators Market~誰もがスタンプクリエーターに

まず最初に発表されたのは,LINEスタンプのオープン化,⁠LINE Creators Market」⁠LINE企画チームマネージャー稲垣あゆみ氏により説明が行われた。これまでスタンプは,LINE側で制作・配信をコントールしていたが,これからは,クリエイター自身がスタンプをデザイン,制作し,配信してくことが可能となる。

LINEスタンプ販売までのフロー

LINEスタンプ販売までのフロー

本日,LINE Creators Marketのサイトがオープンし,2014年4月をめどに登録開始予定となっている。レベニューシェアは,1つ100円での販売,50%がクリエイターに分配される。

LINEビジネスコネクト~LINEを出入口としたライフスタイルの再設計

続いて,執行役員法人事業担当役員田端信太郎氏が登場し,⁠LINEビジネスコネクト」を発表した。

LINEビジネスコネクトの構成。LINEから提供されるAPIを利用してさまざまなサービスを実現できる

LINEビジネスコネクトの構成。LINEから提供されるAPIを利用してさまざまなサービスを実現できる

これは,LINE公式アカウントの各種機能を,企業向け・団体向けにAPIの形で提供するというもの。これにより,公式アカウントを持っている企業・団体は,自分たちの用途に合わせたLINE活用ができるようになる。

たとえば,家電メーカであれば,LINEをインターフェースとしたデバイスの操作,デリバリーショップであれば,受発注のインターフェースとしてなど,その可能性は一気に広がる。すでに,スマホが定着した現在,LINEを出入口とした新しいライフスタイルの提案ができるようになるだろう。

LINEビジネスコネクトのサービスイメージ

LINEビジネスコネクトのサービスイメージ

なお,現在は公式アカウントユーザを対象にしているが,⁠将来的にLINEビジネスコネクトが認知されれば,LINEビジネスコネクトを1つのメニューとした,⁠公式アカウントありきではない)企業との連携も検討している」⁠田端氏)とのこと。

まずは,一部企業と連携してケーススタディを作り,段階的に導入企業を拡大していく予定となっている。

LINE電話/LINE Call~スマホ通話をより身近に

最後に発表されたのは,LINEユーザ以外も対象とした「LINE電話/LINE Call」⁠

これまで,LINEのコミュニケーションはLINEユーザが前提となっていた。しかし,LINE電話/LINE Callは,LINEアプリから,一般の固定・携帯電話番号に対しての有料通話が可能となる。まさに「BEYOND LINE」を体現したサービスと言え,さらに,価格帯も従来の業者と比較して85~95%抑えた料金体系が予定されている。

LINE電話/LINE Callの料金イメージ

LINE電話/LINE Callの料金イメージ

LINE電話/LINE Callの料金イメージ2

LINE電話/LINE Callの料金イメージ2

LINE電話/LINE Callは,日本,アメリカ,メキシコ,スペイン,タイ,フィリピンの6ヵ国で,3月に開始予定となっている。開始に先立ち,明日,2月27日から,10万名×100円分無料通話プレゼントキャンペーンがスタートする。

LINE電話/LINE Call
URL:http://line.me/ja/call

海外展開をさらに強化

最後に,出澤氏が再び登場し,⁠品質を高めて海外に展開していきたい」とコメントし,締めくくった。

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著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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