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21世紀型カセットテープ?!~tricot,アナログとデジダルを融合させたAR活用新曲キャンペーンを実施

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女性3人組のロックバンド「tricot(トリコ)⁠は,2014年5月17,18日の両日,東京・渋谷と大阪・梅田の両地域にて,AR活用新曲キャンペーンを実施した。

tricot

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ARとポケットティッシュを組み合わせて今風のカセットテープに仕上げる

今回のキャンペーンは,新曲『Break』⁠発売日未定)に関するもの。具体的には,バンド名と新曲名が記載され,カセットテープのイメージでデザインされたポケットティッシュを配布する,いわゆる街頭キャンペーンと呼ばれる施策。

配布されたポケットティッシュにAR(拡張現実)のマーカーを仕掛け,専用のアプリケーション(iOS/Android対応)を利用し,スマートフォン経由で新曲が視聴できる仕組みが用意された。

AR型ポケットティッシュの仕組み

AR型ポケットティッシュの仕組み

上記の仕組みとなっており,ARコンテンツの読み込みが終わり,ディスプレイ上でリールが回転する(アニメーションが始まる)とスマートフォンから楽曲が流れるようになっている。

手渡しの先にあるネット配信~アナログとデジタルとオンラインの組み合わせ

今回のようなティッシュを配布するキャンペーンは,駅近くなどの繁華街でよく見かけるものである。ティッシュそのものの利便性がある一方で,あまりに一般的すぎるため,街なかで受け取った人がティッシュに記載されているコンテンツやイメージへ意識を高めるのはなかなか難しいものとも言える。

今回の施策では,⁠受取者の)⁠意識を高める⁠ことを目的に,ポケットティッシュそのものを楽曲配信メディアとして活用している点に注目したい。さらに,ポケットティッシュのサイズが実際のカセットテープの仕様となっている点は,実体験でカセットテープを知っている30代後半以上の世代にとってはどこか懐かしさを感じるものとなるだろう。

tricotは5月25日に開催される高松のライブを皮切りに,ほぼワンマンのツアーを実施するとのこと。興味のある方はお近くのライブに足を運んでみてはいかがだろうか。

tricot オフィシャルサイト
http://tricot.tv/

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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