インフォテリア、同社のモバイルコンテンツ管理サービスの最新版「Handbook 5」8月に販売開始~MCM管理からMCE活用へ

インフォテリア株式会社は2017年7月18日、同社が開発するモバイルコンテンツ管理サービス「Handbook」の最新版バージョン5を、2017年8月30日から販売開始することを発表した。

バージョン5のリリースにあたり、Handbookの歴史、展開について説明をするインフォテリア株式会社代表取締役社長平野洋一郎氏。バージョン2で実現したMCM(Mobile Content Management)管理を一歩進めて、バージョン5ではMCE(Mobile Content Enablement)活用を実現するとのこと
バージョン5のリリースにあたり、Handbookの歴史、展開について説明をするインフォテリア株式会社代表取締役社長平野洋一郎氏。バージョン2で実現したMCM(Mobile Content Management)管理を一歩進めて、バージョン5ではMCE(Mobile Content Enablement)活用を実現するとのこと

最新技術を採用し、さまざまな利用シーンを想定した新機能

バージョン5の新機能は以下のとおり。

バージョン5の開発背景について、技術進化やユーザの体験の変化などを紹介し、それらに向けて実装した新機能について説明をする、同社ネットサービス事業本部副事業本部長 黒柳開太郎氏
バージョン5の開発背景について、技術進化やユーザの体験の変化などを紹介し、それらに向けて実装した新機能について説明をする、同社ネットサービス事業本部副事業本部長 黒柳開太郎氏

組織外コンテンツ配信/画面同期

セミナーやイベント会場において、不特定多数に向けた講演資料やカタログ配布に柔軟に対応したほか、コンテンツ以外にマスターデータ利用者(例:講演者)の画面操作の共有なども行えるようになった(いずれも現在開発中で今週実装予定⁠⁠。

シナリオプレイ機能

コンテンツを指定して、タブレットで自動再生が可能となった。たとえば、店舗にHandbookを導入したデバイス(タブレット)を設置することにより、簡易版デジタルサイネージを実現できる。

Split View&マルチタスク

2つのアプリケーションを同時に使用できるSplit View&マルチタスクが実装された。これにより、リモートでの接続において、コンテンツを利用しながらコミュニケーションが図れる。

HandbookとSkypeによるSplit Viewのデモ。Skypeで会話しながら、Handbook上でコンテンツの共有が可能
HandbookとSkypeによるSplit Viewのデモ。Skypeで会話しながら、Handbook上でコンテンツの共有が可能

360度画像・動画再生

昨今、特に注目を集めているVRなどでも活用されている360度画像・動画再生に対応した。たとえば不動産や観光業での空間商材の紹介などにおいて、よりリッチなコンテンツによるプレゼンテーションが行える。

発表会中、THETAで撮影した360度画像を使ったデモンストレーションを行う、同社ネットサービス事業本部製品技術部長 中嶋誠氏
発表会中、THETAで撮影した360度画像を使ったデモンストレーションを行う、同社ネットサービス事業本部製品技術部長 中嶋誠氏

WindowsおよびHoloLens対応

これまでのiOS/Androidに加えて、Windows 10およびHoloLensへの対応が発表された。また、iOSについては今週リリース予定のiOS11について、リリース後60日以内に対応予定とのこと。

以上のように、各種最新技術の採用、その先にある多様化する利用者・利用シーンへの対応を実現する。

価格は下表のとおり。

Handbookの価格表
Handbookの価格表
Handbook
http://handbook.jp/
画像

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