Plone Conference 2010参加レポート

Plone Conference 2010 Day 1

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Tools and techniques for a successful Plone project

このセッションではPlone開発の中心人物の一人Martin Aspeli氏から,Ploneプロジェクトを成功に導くための道具と技が紹介されました。発表の前にPlone 4での開発についての書籍が2011年に出版されることが発表されました(⁠Professional Plone 4 Developmentが2011年6月に発売されるようです)⁠

Martin Aspeli氏

Martin Aspeli氏

プロジェクト管理にはシンプルなよいツールを使うことが勧められました。ここではJIRAPivotal TrackerFogBugzTracWall boardの5つがおすすめツールとして紹介されました(Tracは筆者もお勧めです。他は使ったことありません)⁠

Ploneの設定の管理ではbuildoutというPythonベースのビルドツールを使うのがベストであると言及されました。また,buildoutの設定ファイルを複数用意して,本番環境用,テスト環境用のようにうまく使い分ける手法についても説明されました。buildoutは使っていますが全く使いこなしていないため,ここまで使えるようになりたいですね。

文書の作成ではツールは何を使用しても構わないが,とにかく設定や手順などの文書はきちんと作成しましょうということが説明されていました。ツールの例としては,TracのWikiやSphinxが紹介されました。

文書の作成についてのスライド

文書の作成についてのスライド

デバッグではPython DebuggerのPDBとソースコードそのものの検索,それからHTMLやJavaScript/CSSのデバッグにはFirebugが紹介されました。このあたりは定番ツールと地道な作業という印象を受けました。

テストについてはオプションではないため,きちんとやりましょうと話していました。また,Hudsonを使った継続的インテグレーションについても紹介されていました。Hudsonについては,別のセッションでContinuous Integration Testing using Hudsonというタイトルで詳細な説明があったようです。

配備と実行ではいきなり本番リリースをせずに,内部でリリースすることを勧めていました。また,Ploneサイト高速化のための定番として以下の3つのツールが紹介されました。

  • nginx:ハイパフォーマンスHTTPサーバー
  • Varnish:HTTPアクセラレーター
  • HAProxy:ロードバランサー

また,パフォーマンスの試験をするためのツールとしてFunkLoadや,Firebug/YSlowが紹介されました。

著者プロフィール

鈴木たかのり(すずきたかのり)

BeProud 所属。

部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い,その後必要にかられてPythonを使い始める。最近miniじゃなくなりつつあるPython mini Hack-a-thonの主催者の一人でもある。

趣味は吹奏楽とレゴとペンシルパズル。2012年の目標は9月にオープンするマレーシアのレゴランドに行くこと。写真はうちのフェレットくろちゃんとくりちゃんです。

Twitter: @takanory
ブログ: http://takanory.net/takalog/

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