台湾で開催された「PyCon APAC 2015」参加レポート

第1回 現地の様子とカンファレンス1日目 ~Van Lindberg氏による基調講演,おやつタイム,等々~

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[Keynote 1] Van Lindberg: Ecosystem Threats to Python

図13 Van Lindberg氏による基調講演

図13 Van Lindberg氏による基調講演

オープニング後すぐにPSF(Python Software Foundation)のチェアパーソンとして活躍しているVan Lindberg氏による基調講演が始まりました。PythonやJava,JavaScript(Node.js)⁠Golangのエコシステムを比較し,Pythonの立ち位置や特徴について説明をしていました。Pythonのエコシステムは大きくなってきて便利ですが,Pythonのバージョンアップについて行きづらくなってきているという話には非常に共感でき,筆者もPythonユーザの一人としてPython 3系の資産を増やしていくことに少しでも協力していきたいと思いました。

Refreshment(おやつタイム)

図14 おやつタイムの様子

図14 おやつタイムの様子

午前中にはRefreshmentという時間が設けられています。この時間はセッションの合間に時間を取り,会場の通路でおやつやコーヒー,お茶等の飲み物が配られます。お菓子は非常に美味しく,セッションが終わるとすぐに長蛇の列ができていました。

Dmitry Trofimov: Python Debugger Uncovered

図15 Dmitry Trofimov氏によるデバッガの紹介

図15 Dmitry Trofimov氏によるデバッガの紹介

ここからは,筆者が聞いたセッションの中から特に印象的だったものを紹介していきます。

まず1つめはPyCharm開発者であるDmitry Trofimov氏によるデバッガの紹介です。pdb,PyCharm,PyDevについての簡単な説明の後,デバッガがどのようにできているのか解説していました。非常にシンプルなデバッガのサンプルコードから始まり,解説が進むにつれて実際に使われているデバッガの実装に近づいていく様子が非常に分かりやすかったです。詳しく知りたい方にはPyDevやPyCharmのデバッガに使われているfabioz/PyDev.Debuggerのコードを読む事をお勧めしていました。

参考リンク
セッションの概要ページ

昼食

図16 配られた昼食

図16 配られた昼食

図17 昼食の様子。会場内は寒いので中庭で食事

図17 昼食の様子。会場内は寒いので中庭で食事

お昼はお弁当が配られます。お弁当は牛や豚,鶏,ベジタリアンの4種類から選ぶことができ,さまざまな国から集まるPyCon APACならではという印象でした。筆者は鶏の弁当を食べましたが,日本人の舌にも合う味付けで非常に美味しかったです。会場内はかなり冷房が効いていて寒いため,日本から来たメンバーはみなさん中庭で昼食を取っていました。

著者プロフィール

芝田将(しばたまさし)

明石高専の学生でBeProudアルバイト,Pythonの勉強会akashi.pyを主催。PyCon JP 2015ではメディアチームに在籍。

Pythonが好きで趣味やアルバイトではDjangoを使ってWebアプリを書きつつ,研究ではpandasを利用。

PyCon APAC/Taiwan 2015に参加して,PyCon JPの宣伝をしてきましたが,僕自身はPyCon JPへの参加経験はなく,かなり楽しみにしています。

Twitter:@c_bata_

Facebook:芝田将