RubyKaigi2008 スペシャル★レポート

RubyKaigi・アンド・ナウ――日本Ruby会議2008運営委員長の個人的なふりかえり

この記事を読むのに必要な時間:およそ 5 分

これからのRubyKaigi

当初は軽くまとめるつもりだったのに随分と長くなってしまいましたが,最後にこれからのRubyKaigi周辺の活動予定を,確定している範囲でお伝えします。主に3点です。

  • RubyKaigi2009
  • Regional RubyKaigi(地域Ruby会議)
  • RubyConfとの連携

RubyKaigi2009

来年もRubyKaigiは開催します。場所や日程は未定です。規模については,可能ならば今年よりもいくらか拡大したいと考えています。また,YAPC::Asiaを見習って,もう少し国際化/多言語化に配慮したいと考えています。

なお,毎年参加者から寄せられるフィードバックにある「英語スピーカーに通訳を」という意見については,今のところ採用する予定はありません。同時通訳は費用や準備での負担が大きいこと,逐次通訳は現状の過密なセッションスケジュールでは発表時間の実質的な密度が低くなってしまうことがその理由です。

Regional RubyKaigi(地域Ruby会議)

年1回のRubyKaigi以外にも,RubyKaigiのようなイベントを開催しようというプロジェクトです。プロジェクトの概要や枠組みついての詳細は,後日,日本Rubyの会メーリングリストでアナウンスがあるはずです(私の提案が日本Rubyの会に受け入れられました!⁠⁠。

「Regional RubyKaigiの御提案」発表時に挙げたSolution

「Regional RubyKaigiの御提案」発表時に挙げたSolution

RubyConfとの連携

RubyKaigi2008には,2001年から毎年米国でRubyConfを開催しているRuby Central,Inc.のChad FowlerとRich Kilmerが参加してくれました。これをきっかけに,米国のRubyConfとも何らかの連携をしたいと考えています。といっても,具体的にはまだ何も決まっていないのですが :-),この場でも改めて「一緒になにかやります」という私たちの意志を表明しておきます。

Chad Fowlerと筆者

Chad Fowlerと筆者

おわりに

改めてまとめてみると「これからのRubyKaigi」として決定していることはほとんどないことに我ながら驚きます。

RubyKaigiについての続報はRubyKaigi日記日本Rubyの会メーリングリストでお伝えします。RubyKaigiの今後に興味を持たれた方は,こうした情報源もチェックしてください。

ではまた,みなさんとRubyKaigiでお会いできることを楽しみにしています。

著者プロフィール

角谷信太郎(かくたにしんたろう)

(株)永和システムマネジメント,サービスプロバイディング事業部所属プログラマ。「『楽しさ』がシステム開発の生産性を左右する」と信じてRubyによるアジャイル開発を現場で実践するテスト駆動開発者。目標は達人プログラマ。好きな言語はRuby。好きなメソッドはextend。著書に『アジャイルな見積りと計画づくり』(共同翻訳),『JavaからRubyへ』(翻訳),『アジャイルプラクティス』(共同監訳),『インターフェイス指向設計』(監訳)。

URLhttp://kakutani.com/

著書