開催間近!YAPC::Asia Tokyo 2010の見所,紹介します
#3 まだまだある!聞きたいセッション
YAPC::Asia 2010 Tokyoの見所を紹介する連載最終回の今回は,前回までのテーマに収まりきらなかったセッションを紹介していきます。
英語セッション
今回のYAPC::Asiaも海外からのゲストを多数招いていますので,英語のセッションもいくつかあります。
昨年のキーノートをしていただいたJonathan Rockway氏の「Stylish: Perl ? Emacs」ではEmacs上でのPerl開発を便利にする"Stylish"の発表をしていただきます。筆者もまだStylishに関しては不勉強なのですが,どうやらPerl開発を助けるだけではなく,EmacsをPerlから操作する機能もあるようです。
Scrumは最近一部で流行のアジャイル開発のうちの方法論のひとつです。Abigail氏の「When Scrum is not Agile enough」では,ホテルの予約を簡単に行えるBooking.comでどのようにScrumを導入し,どのような問題点があったのか,そしてその先にどうやって到達したのかを語っていただきます。
Kang-min Liu氏の「The perlbrew story」では,最近話題のperlbrewについて語っていただきます。どのような状況でperlbrewを使えるのか,perlbrewを実際に操作しながら説明されるそうなので,是非ご自身のラップトップPCを持参の上ご参加ください。
「O2 - A well proven WebFramework now Open Sourced」では,なんとはるばるノルウェーから,OnSite Solutions社で開発されているWAF「O2」について解説していただきます。スカンジナビア圏では最大級のサイトのクリック解析に使われているWAFとのことです。
この他,「Perl and C binding: new and upcoming ways」ではXSを書かずに動的ライブラリ関数を直接Perlから呼ぶためのPerl Ctypesについて,「App::* modules」ではCPAN上にあがっている様々なコマンドラインツールについて,「The Evolution of Path::Dispatcher」では昨年のMoose研修で大好評だったSartak氏がPath::Dispatcherがどのように進化してきたかの過程を解説してくれます。
英語セッションだからといって怖じ気づかないでください! プレゼンテーションの基本は我々の共通言語であるPerlですし,スピーカーのみなさんはほぼ全員海外でカンファレンスに参加することになれていますので,がんばって意志疎通を試みればきちんと伝わります。わからなかったところは懇親会などでがんがん質問しちゃいましょう。ちなみに筆者は2年前のYAPC::Asiaでjqueryの作者にお会いしてJavascriptを教えてもらったという良い経験をしました。皆様もこのような体験をできれば嬉しい限りです。
その他セッション
本当はひとつひとつ中身を紹介したかったのですが,今年はセッション数が例年よりも多く残念ながら全部紹介できませんでした…。以下に紹介できなかったセッションをリストアップしておきましたので,是非ピンと来るものがあればセッションに参加してみてください。
なお,ぱっと見ではこれらのトークの大部分は業務に役立ちそうなティップスを教えてくれるものも多く含まれているため,きっと皆様の今後にも役に立つかと思います。
- 「リクルートのPlack採用事例と,VMによるチーム開発環境構築」
- 「30days Albumの裏側 後日談」
- 「How to test scraping」
- 「DataPortability and SocialWeb Protocols」
- 「Qudo-2010」
- 「テンプレートエンジンの移行」
- 「Write Good Parser in Perl」
- 「AnyEventとEC2を使ったクローリングツールのご紹介」
- 「Writing prefork job workders / servers」
- 「Webサービスのページング処理について」
- 「Web APIのすすめ~巨人にさらなる力を~」
- 「バウンスメール解析システム``BounceHammer''の紹介」
- 「Ajax Application Testing」
- 「YATT -- Yet Another Template Toolkit, Designed for WebDesigners」
- 「Perl で自然言語処理」
- 「Perlで任意精度計算」
- 「XSからPPへ」
- 「ある連載の舞台裏 - History tells us ...」
- 「Introducing DBIx::ObjectMapper」
- 「lets' database testing!!」
- 「Inside LLEval」
また,きちんと紹介できなかった中でも個人的に気になっているセッションは,タイトルでとにかくひきつけられる「「映画に出てくるハッカーになりたい」」や,Perlでこんなことできるんだ!という良い見本の「kamaitachiによるマルチメディアサイトの構築」,「Studying HTTP with Perl」などがあります。
YAPCは様々な分野の話が聞けるのが嬉しいですね!
Lightning Talks
今ではすっかりおなじみとなったLightning Talksですが,実はPerlカンファレンスが発祥元です。今年もすでに多数の応募をいただいており,正直時間内で収まるか微妙なところです。
Lightinng Talksは大変人気があるため,その時間だけは普段は3つのトラックにばらけている参加者をひとつのトラックに集めて行うほどです。今年はLightning Talksは10月15日と10月16日の両日とも行います。
是非お越し下さい!
以上,ざっとではありますが,YAPC::Asia 2010の見所を3回に渡っ取り上げました。今回も盛りだくさんでお送りするYAPC::Asia Tokyo 2010,きっと楽しんでいただけると思います。
なお,チケットはただいまPaypalでのみ絶賛再販中ですが,10月8日午後10時に締め切ります。お早めにどうぞ!
皆様のご来場をお待ちしております。
開催間近!YAPC::Asia Tokyo 2010の見所,紹介します
- #3 まだまだある!聞きたいセッション
- #2 ソーシャルアプリ関連技術に関するトークが集結!
- #1 今年もやります,YAPC::Asia Tokyo 2010

