ET2007(組込み総合技術展)Photoレポート

ET2007(組込み総合技術展)Photoレポート(3日目)

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

最終日!

2日日は組込みイベントの達人に「ET2007」の回り方を指南いただいた。最終日となる3日目は,各ブースをダイジェストでお届けする。最初は,入り口付近に配置し,多くの人で賑わっていたPLDベンダの「ザイリンクス」からだ。

達人曰く,FPGA注1に携わっている人の数が多く,今現在,ASIC注2を発注できる立場にある人なんて,大手に所属する一部の人だったりするそうだ。たしかに金額ベースでは,ASICもまだまだ大きい割合を占めるが,取り扱っている人の数を考えた場合にはFPGAは大きいと言える。

注1)
FPGA:Field Programmable Gate Array
注2)
ASIC:Application Specific Integrated Circuit

ザイリンクス(株)

ザイリンクスのブースの来場者は,具体的に「○○のようなことをしたい」ということの問い合わせやヒントを求める人が多い。特に先日発表したばかりの「MicroBlaze v7」でフルLinuxに対応できるデモには,多くの来場者が興味を持っていた。また,Platform Studio(XPS)では,そのグラフィックなどを見ると,ある意味,自分の好きなプロセッサを作る敷居が低くなっているのが実感できる。

Platform Studio統合開発環境 (IDE)

Platform Studio統合開発環境 (IDE)

また,多くのパートナー企業の出展があり,Apical社ではiridix技術を利用したダイナミックレンジ補正のデモがあった。これは,24時間の監視カメラなどで応用できるそうだが,暗部からハイライト部分まで幅広く認識できる人間の網膜原理を応用して,ピクセル単位で別々のカーブを適用し輝度レベルだけを最適化するという。

Apical社のダイナミックレンジ補正デモ
-Before(暗い部分は何も見えない)

Apical社のダイナミックレンジ補正デモ-Before(暗い部分は何も見えない)

-After(明るい部分はそのままに暗い部分も見えるようになる)

-After(明るい部分はそのままに暗い部分も見えるようになる)

次回以降は車載システムや画像処理などのアプリケーションを充実させた展示を行うことで,より来場者の目的にフィットした見せ方をするという。

TOPPERSパビリオン

組込みシステム開発に有用な高品質のオープンソースソフトウェアと教育コンテンツを開発し,組込みシステム開発に新しいスタンダードを提案するTOPPERSプロジェクトは,会員企業13社と共同でパビリオンを運営していた。

TOPPERSパビリオン

TOPPERSパビリオン

日本アルテラ(株)

日本アルテラでは,市場の変化に迅速に対応し,システムの性能と設計生産性を向上させるFPGAデバイスや開発ツールに加え,高速デザイン,ビデオ/画像処理といったプログラマブル・ソリューション群がパートナ各社と一体になって紹介されていた。

日本アルテラ

日本アルテラ

(株)東陽テクニカ

組込み機器用ハードウェア開発とソフトウェア開発を支援する計測器や解析ツールの販売や各種サービスを提供する東陽テクニカでは,「ソフトウェア開発における品質,生産性の向上」「高速シリアル,インタフェース解析,評価ツール」をテーマに出展していた。

東陽テクニカ

東陽テクニカ

(株)ソフィアシステムズ

マイコン開発支援装置の総合システムメーカーソフィアシステムズでは,マーベル製PXA310プロセッサ624MHzを搭載した携帯情報端末/IP電話向け開発プラットフォーム「SandgateⅢ-P」を展示していた。SandgateⅢ-Pは,ハードウェアの完成を待つことなく,並行してソフトウェア開発が可能になり,開発期間全体の短縮化を実現するなど,さらにパワーアップした第2世代の開発プラットフォームと位置づけられる。

ソフィアシステムズ

ソフィアシステムズ

コメント

コメントの記入