Webを支える技術』刊行記念トークセッションレポート

2010年4月8日(木)19時から、ジュンク堂書店池袋本店4階のカフェにて、同日発売のWebを支える技術⁠山本陽平著)の刊行を記念したトークセッション「なぜWebはこんなにも成功したのか ─⁠─ 実践的なWebサービスの設計指針」が開催されました。ここでは、その模様をお届けします。

日時2010年4月8日(木)19時~
会場ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
入場料1000円(ドリンク付)
参加人数48名(満員御礼)

セッション概要

私たちが普段何気なく使っているWebは、誰が、なぜ考え出したのでしょうか? どうやって動いているのでしょうか? 技術者であれば誰もがそう疑問に持ったことがあると思います。Webブラウザ、そこに入れるURI、表示される画面やリンク、それらのしくみすべてに歴史があります。

このトークセッションでは『Webを支える技術』の著者である山本陽平さんが、本書のエッセンス、つまりHTTPやURI、HTMLなどの設計思想や歴史、そして望ましいURI、HTTPメソッドの使い分け、クライアントとサーバの役割分担、設計プロセスといったWebサービスの実践的な設計について語りました。

お相手をしたのは、⁠WEB+DB PRESS』での執筆や各種イベントでの発表などで活躍している和田卓人さんです。

Webの世界の成り立ちとその秘密を知りたい方は、ぜひ本レポートをご覧ください。

講演者

山本陽平(やまもとようへい)

1975年生まれ。株式会社リコーグループ技術開発本部にてWebに関連した研究開発に従事。個人のブログではWebやXMLに関連する記事を書いている。好きなプログラミング言語はJavaとRuby。好きなHTTPメソッドはGET、ステータスコードは200 OK、ヘッダはContent-Type。

ブログ:http://yohei-y.blogspot.com

Twitter:@yohei

講演者

和田卓人(わだたくと)

タワーズ・クエスト株式会社取締役社長。世間的には「TDDの人」だがREST厨でもある。山本さんのブログや連載をきっかけにRESTの世界に魅せられ、⁠WEB+DB PRESS』のREST特集で山本さんと鼎談を行うところまでいってしまう。現在もRESTfulな設計を日々追い求めている。好きなHTTPメソッドはPUT、ステータスコードは409 Conflict、ヘッダはAccept。

ブログ:http://d.hatena.ne.jp/t-wada

Twitter:@t_wada

トークセッションレポート

(1)事前ミーティング

3月11日、技術評論社にて事前打ち合わせ。

19時から終電まで打ち合わせしましたが、この日に決まったのは大ざっぱな流れのみでした。

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(2)当日ミーティング

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4月8日、晴れ。発売日、そしてトークセッション当日。

事前に集まり、本を眺めながら談笑したり、最終打ち合わせをしたり、準備をしたり。

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(3)トークセッション本編

会場は満員御礼でした。また、Ustreamで生中継も行いました。

会場やTwitterから質問を随時受けつつ、和やかに進みました。

詳しくは動画をご覧ください!

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(4)サイン会

トークセッション終了後、サイン会が行われました。

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(5)懇親会

約30名の方と、懇親会も行いました。

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(6)コンピュータ書でのフェア

ジュンク堂書店池袋本店6階のコンピュータ書コーナーでは、トークセッションで使用した模造紙が壁に貼られ、本書の刊行記念フェアが行われていました。

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