レポート

東京Node学園祭2011サマリーレポート

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ピグライフとnode.js

サイバーエージェントの名村卓さんによる,⁠ピグライフ」でのNode.jsの採用事例についての発表です。別々のサーバへ接続したクライアント同士の同期についてや,Node.jsプロセスの死活監視など,複数サーバでの分散構成について解説,紹介を行いました。データベースに関して,やはりMongoDBはNode.jsと相性が良い,ということでした。

名村さんによるピグライフの紹介

名村さんによるピグライフの紹介

ngCoreにおけるNode.js

ディー・エヌ・エーの篠崎祐輔さんによる,ngCoreにおけるNode.jsについての発表でした。ngCoreというのは,AndroidでもiOSでも動くアプリケーションを単一のJavaScriptのコードによって作ることができるフレームワークです。そのngCoreのサーバサイドでNode.jsが使われているとのことでした。Node.jsの利点はリアルタイムだけではなくて,それ単体でどの環境でもすぐにサーバをセットアップできることにもあるようです。

篠崎さんによるngCoreにおけるNode.jsの発表

篠崎さんによるngCoreにおけるNode.jsの発表

Socket.IOについて

最後のセッションは,Socket.IOの作者であるGuillermo Rauchによる,Socket.IOについての発表です。しかし「Socket.IOについては他の方が既にいいセッションをしてくれているから」と,途中からnode-canvasを使って動画をつくるライブコーディングが始まりました。Guillermoの流れるようなタイピングに会場が驚きに包まれ,node-canvasで日の丸を描いてみせるパフォーマンスには「粋」を感じさせられました。また,ffmpegを使って大量の画像を動画にまとめるコードをいきなり書き始める技術力に感銘を受けました。

Socket.IO作者Guillermo Rauch氏

Socket.IO作者Guillermo Rauch氏

node-canvasでの日の丸

node-canvasでの日の丸

LT大会

最後はLT大会です。Node.jsを応用した,コラボレーションのできるKinectハックや,Sencha.jsのクラスタシステムをNode.jsに持ち込んだNextJSというウェブフレームワークの紹介,Windows AzureでのNode.js利用例の紹介やデモ,libuvを用いた非同期なシェルであるUV-Shellの解説や紹介,全面的にCoffeeScriptを用いてスマートフォン向けのアプリを作る例,リアルタイム処理を得意とするNode.jsを生かしたブラウザネイティブなMORPGのデモ,サーバからのプッシュで次から次へとニュース記事を表示するMoji-TVというアプリのデモなどが行われました。

MORPGでユーザが溢れかえる

MORPGでユーザが溢れかえる

すべてのセッションやLTが終わり,第1回となる東京Node学園祭2011は大盛況のうちに幕を閉じました。学園祭の後は,後夜祭がお決まり。ということで,参加者の多くはそのまま近くの後夜祭会場へ移動しました。きっとたくさんのNoder(Node.js使い)と触れ合い,いい刺激となったことと思います。

初めて開催したカンファレンスでしたが,多くのスポンサー様やスピーカーの皆様,そして参加者の協力によって大成功となり,スタッフとして嬉しい限りです。

nodejs_jpでは今後も積極的にNode.jsの勉強会を開催していく予定であり,来年もまた東京Node学園祭を開催しようと思っています。

著者プロフィール

小林秀和(こばやしひでかず)

都内の高校に通う高校生Noder。小学校の図書室でロボット関連の本を探しているときに間違えてN88 BASICの本を手に取ったことからプログラミングの世界に導かれた。自宅にサーバを置いたことをきっかけにWebにハマり,Twitterの力でnodejs_jpに巡りあった。最近はHaskellにも夢中。

Web:http://koba789.com/

Twitter:@KOBA789

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