レポート

International Space Apps Challenge 2013,開催――グランプリは「Personal Geo Cosmos」

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NASA主催のハッカソン,International Space Apps Challenge 2013が全世界75都市で同時開催された。ここ日本では,東京事務局と東京大学空間情報科学研究センターとの共催にて,4/20~21の2日間にわたり開催され,グランプリが決定したのでその模様をお届けする。

13チームがグランプリを目指し,アプリ開発に集中した2日間

International Space Apps Challenge 2013はNASAやJAXAが提供しているオープンデータを利用し,地球規模,宇宙規模で活用できるアプリを開発し,競い合うコンテスト。すでに3月24日にアイデアソンが開催されており,そこでハッカソンに挑む13チームが決定し,今回のハッカソンに至った。参加チームはこの2日間でそれぞれのアイデアを元にしたアプリ開発を行い,20日の18時に中間発表,そして21日の最終プレゼンテーションを経てグランプリが決定した。

開発中の様子

開発中の様子

プレゼンテーション風景(1)

プレゼンテーション風景(1)

プレゼンテーション風景(2)

プレゼンテーション風景(2)

審査員チーム

審査員チーム

1位「Personal Geo Cosmos」,2位「Cloudless Spots for Solar Power Generation (ソーラーパネル,どこへ置く?)」

こうしてプレゼンテーションおよび審査が行われ,グランプリ以下各賞が決定した。

グランプリを獲得したのは,Personal Geo Cosmos」⁠プロジェクションマッピングの技術を利用して,ユーザの部屋に日本科学未来館のGeo Cosmosをつくってしまおうというもの。

グランプリを獲得した「Personal Geo Cosmos」開発チーム

グランプリを獲得した「Personal Geo Cosmos」開発チーム

2位は「Cloudless Spots for Solar Power Generation (ソーラーパネル,どこへ置く?)」⁠エネルギー利用の提案として,世界にソーラーパネル(太陽電池)の場所の置き方を提案するというもの。

「Cloudless Spots for Solar Power Generation」開発チーム

「Cloudless Spots for Solar Power Generation」開発チーム

この2チームがグローバルコンペに参戦することが決定した。

その他,トップ3および各賞は以下のとおり。

グランプリPersonal Geo Cosmos
2位Cloudless Spots for Solar Power Generation(ソーラーパネル,どこへ置く?)
3位Dear my SPACE DEBRIS
Marsface Project(宇宙文明発見チーム)
カパル賞(2チーム)Making the New Constellations Sets:新しい星座を作る
samurai fab ヨコハマものづくり工房賞Mars Educational Kit for Catizins:火星猫じゃらし
Linking Space and Health:宇宙の天候と私の健康
AWSアーキテクト賞Linking Space and Health:宇宙の天候と私の健康
Yahoo!賞Star Music:星の音楽
ASTRAX賞(2チーム)Lunar Travel Agency
VOY∀GER ⁠Voyager "turn-A")
JAXA賞Dear my SPACE DEBRIS

参加者・関係者による記念写真

参加者・関係者による記念写真

なお,今回の東京開催にあたってはクラウドファンディングREADYFOR?が活用された。

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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