レポート

オートモーティブ,医療分野で採用が進むQtの今 -「Qt World Summit 2017」レポート

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展示ブース

1階のホールには,スポンサー企業による展示ブースがありました。ほとんどの人がセッションに参加しているため,昼食やセッション間の休憩時は,多くの人たちがブースで展示者と会話し,賑わっていました。

展示会場の様子

展示会場の様子

今回は,特にキーノートスピーチがあったMercedes-Benz Concept EQに人集りができていました。

Mercedes-Benz Concept EQ

Mercedes-Benz Concept EQ

Concept EQのインパネ部分

Concept EQのインパネ部分

ドライバー側のインパネ部分には21インチのディスプレイが設置されており,ここにはスピードメータなどの計器類や,ナビゲーションが表示されるようになっていました。また,この車にはサイドミラーはなく,前両ドアの内側にインサイドミラー(写真には写っていません)が付いていました。写真にあるConcept EQサイドミラー付近に見えるのはカメラでした。

その他のイベント

まずは食事関係です。1日目の夜,QtWSのトレーニングデーに参加した人のみ,Welcome Partyと称して,軽めの夕食とドリンク2杯が振る舞われました。筆者はホテルで朝食を済ましてからイベントに参加していたので,会場で食べなかったのですが,3日間毎朝パン,飲み物やフルーツなどが用意してありました。昼食はメイン1品とサイド1品(どちらも2品の中から選ぶ)⁠自由選択ですが,飲み物とデザートも付いていました。また,セッション間に休憩時間が設けてあり,ソフトドリンクやケーキなどが用意されていました。写真は2日目の昼食です。

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最終日には早めに帰国する人たちもいるため,2日目の夜にパーティーが催されました。パーティーに先立って,まず,夕食が振る舞われ,歌手とバンドが,その場を盛り上げてくれました。そのあと,パフォーマーが楽器を生演奏して,大変に盛り上がりました。

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おわりに

今回のイベントは,トレーニングデーとカンファレンスの3日間で1,000人以上のユーザが参加し,チケットが売り切れる大賑わいでした。Automotive,Automation,Medicalに関しては,The Qt Companyも特に力を入れており,業種間で共通話題もあり,これからもっと活発になる分野だと感じました。

特にAutomotiveでは,KDAB社などの海外企業のみならず,日本企業も活発に取り組んでいることがわかりました。たとえば,キーノートでスピーチしたPanasonic ITS社では,電子コックピットシステムの開発を行っていましたし,またsdtech社では,上流工程から効率よくHMI開発をするためのツール群TRITO Linkageの開発を行っていました。また,キーノートスピーチにありましたSteven Goldfarb博士のCERNでも,かなりQtを使っているとのことで,これからもっとさまざまな業種や分野でもQtが使われていくように思いました。

筆者は,個人的にはQtWSに参加するまで,何がトレンドなのか,Qtの各機能がどのように関連しているのかなど,わかりませんでしたが,参加したことにより漠然とわかったように思います。今後は,このイベント参加の経験を活かして,Qt機能の知識を高めていきたいと考えています。

最後に,カンファレンスの様子のビデオは,すべてYouTubeにて公開されています。興味のある方はぜひチェックして,来年のQtWSに参加してみませんか?

著者プロフィール

鈴木哲也(すずきてつや)

株式会社SRAの開発エンジニア。2017年度からQt関連プロジェクト専任となり,Qtのコンサルティングやアプリケーション開発を担当している。

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