レポート

30歳未満のエンジニアたちによる参加型技術カンファレンス、Battle Conference Under30開催

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小学生も登壇!年齢ではなく,熱意と技術の重要さも共有

基調講演のあとには,さまざまなセッションが用意され,また,参加者によるプログラミングバトルが開催された。

中でも注目したいのが,小学生のためのプログラミングスクール Tech Kids Schoolから小学6年生の2人。

登壇したのは,宮城采生君,澁谷知希君の2人。

宮城君は,全国の小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2018」にて,1,000人を超える応募から総合優勝に輝いたアプリを開発。プレゼンテーションでは,自身で開発しているゲーム「オシマル」を紹介した。C#をベースに開発しており,とくにストーリーへの意識が高い点が特徴的だった。

「Tech Kids Grand Prix 2018」にて,1,000人を超える応募から総合優勝に輝いたアプリを開発した宮城采生君

「Tech Kids Grand Prix 2018」にて,1,000人を超える応募から総合優勝に輝いたアプリを開発した宮城采生君

澁谷君は,⁠Tech Kids Grand Prix 2018」自由制作部門第2位を受賞した人物。そのときに開発したお役立ちアプリ「今日の洋服何着てく?」について,コンセプトや使用した技術(Unity⁠⁠,郵便番号や気象情報などのAPI活用など,開発の背景を中心とした発表を行った。ちなみに,澁谷君は4才からHTMLを組んでいたそう。

「Tech Kids Grand Prix 2018」自由制作部門第2位を受賞した澁谷知希君。4才からHTMLに触れているそうだ

「Tech Kids Grand Prix 2018」自由制作部門第2位を受賞した澁谷知希君。4才からHTMLに触れているそうだ

このように,アンダー30(30歳以下)という制約の中,筆者を含め,多くの来場者の想像の範囲を超える若いエンジニアたちが登場したのは,今回のBCU30の魅力でもあったと言えよう。

各セッションの資料については公式サイトのタイムテーブルから閲覧できるので,ご興味のある方はぜひご覧いただきたい。

Battle Conference Under30タイムテーブル
https://bcu30.jp/2019/timetable/

プログラミングバトルも白熱!

イベント中には,プログラミングのスキルを競う「プログラミングバトル」も並行して開催されていた。

プログラミングバトルの結果は次のとおり。

以上,第3回Battle Conference Under30の模様をお届けした。

ITを中心とした技術は日々進化し,3年経てば,また次の技術が登場するなど,移り変わりが早い分野である。一方で,エンジニアリングの本質部分は何年経っても変わらない部分や経験が重要になる面も多い。

このような,30歳未満という制約でイベントを設計することで,今,必要なこと,そして,これからも必要になることを,発表者はもちろん,参加者たちにとっても感じ取ることができるのではないだろうか。

また次のBattle Conference Under30が開催されたときには,どのような30歳未満のエンジニアが登場するのか,楽しみである。

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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