レポート

データサイエンスの実践に必要な4つの柱とは? ―「PyCon Malaysia 2019」レポート

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ティーブレイクで日本人と遭遇

午後のティーブレイクではおやつとミルクティーで休憩です。コーヒーとティーが提供されていますが,どちらも最初からミルクと砂糖が入っており,東南アジアだなーと感じました。写真の餃子っぽい物は,中がカレーでカレーパンっぽい食べ物でした。

おやつとミルクティー

おやつとミルクティー

Twitterで私の発表に対するリアクションを見ていると,日本から参加しているっぽい人kzfm (@fmkz___)がいました。

Twitterで声をかけてみると日本の方のようです。ランチの時には見つけられなかったのですが,ティーブレイクに会うことができました。以前は静岡に住んでいたそうで,共通の知り合いに@aodagがいました。世間は狭いですね。

kzfmさんと会えた

kzfmさんと会えた

Scarling AirAsia 3.0 ―Tevanraj Elengoe

PyCon MalaysiaのスポンサーであるAirAsiaのエンジニアによるトークです。そもそも「なんでAirAsiaがPyConのスポンサーしているんだろう?」と思って企業ブースで少し話したんですが,AirAsiaはシステムを内製しておりエンジニアは結構いるようです。このスポンサーもよいエンジニアを採用したいために行っているそうです。ちなみにスピーカーのTevanraj Elengoe氏はRubyConf MY 18のOrganizerだそうです。

まず最初にAirAsiaは「Travel Technology Company」であることが述べられました。AirAsiaは他の航空会社と異なり,トップページにホテル予約やショッピングの情報があります。またこれらの情報にはスマートフォンのアプリからも参照可能であること,事業規模としてはExpediaなどと比べても大きいそうです。

AirAsiaのトップページ

AirAsiaのトップページ

サイトとしては最大で3万リクエスト/秒をさばいており,毎日2,000~4,000のコンテナがAPIのために動いているそうです。彼らはAASET(AirAsia Software Engineering and Technology)という部門で働いており,その部門にはエンジニア,QA,DevOps担当が合計で100名以上いるそうです。職場はバンガロール,クアラルンプール,シンガポールの3拠点とのこと。

APIサーバーは以前は.Netで作られていましたが,現在はPythonに移行してGoogle App Engine上で動作しているそうです。KongというOSSのAPI Gatewayを使用しているとのこと。現在,Kubernetesに載せ替えようとしているそうです。APIはSOAPで作成していたが現在はREST APIとなっており,SOAPのAPIをRESTに変換して使っているといいます。またMulti-cloud companyと言っており,AWS,GCPだけでなくAzure,Alibaba Cloudも使用しているそうです。

AirAsiaはmulti-cloud company!

AirAsiaはmulti-cloud company!

大規模システムを運用しながらいろいろなところにチャレンジしている感じがして,AirAsiaの技術部門はすごいなーと感じる発表でした。積極採用しているそうなので,興味のある方は同社のキャリア採用のページを見てみてください(回し者ではありません)⁠

ディナー

カンファレンス1日目の夜はスピーカー,スタッフなどを招待したディナーがありました。場所は豪華なホテルにあるビュッフェレストランです。

豪華なホテルのロビー

豪華なホテルのロビー

マレーシア料理だけでなく,中華,イタリアン,寿司などもあるバラエティ豊かなものでした。

豪華そうなシーフード

豪華そうなシーフード

しかしビールがないので,いつもどおりビールを探しに移動です。Noahを誘ってPAUSというクラフトビールを扱っているお店へ。この店は壁に空き瓶と空き缶が並んでいて,それがそのままメニューになっています(おしゃれ)⁠こうして,PyCon Malaysiaの1日目は終了しました。

空き瓶と空き缶がメニュー

空き瓶と空き缶がメニュー

著者プロフィール

鈴木たかのり(すずきたかのり)

一般社団法人PyCon JP,副代表理事,株式会社ビープラウド所属。

部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い,その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCon mini JPからスタッフとして活動し,2014年-2016年のPyCon JP座長。他の主な活動は,Pythonボルダリング部(#kabepy)部長,Python mini Hack-a-thon(#pyhack)主催など。

共著書に『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(2018 翔泳社刊)』『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第3版(2018 秀和システム刊)』『Pythonエンジニア ファーストブック(2017 技術評論社刊)』『いちばんやさしいPythonの教本(2017 インプレス刊)』などがある。

最近の楽しみはPython Boot Campの講師で訪れた土地で,現地のクラフトビールを飲むこと。2019年は世界各国のPyConでの発表に挑戦している。趣味は吹奏楽とボルダリングとレゴとペンシルパズル。

Facebook:takanory.net

Twitter:@takanory

Github:takanory

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2019年

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