レポート

人生を変えたPythonとの出会い ―「PyCon Indonesia 2019」レポート

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Lightning Talks

イベントの最後はライトニングトークです。いろいろなトークがありました。

ライトニングトークの模様

ライトニングトークの模様

Visualizing High-Dimensional Data

多次元のデータをどのように2次元で可視化するかというトークです。PCAだと全然いい感じにならないのでt-SNE,UMAPなどで表示した例で比較していました。

BPS Surabaya

BPS Surabayaから地域ごとの人口(?)のデータを取得し,Foliumを使用して地図上に可視化する発表でした。

Programming for Kids as Easy as Building Blocks

子ども向けのブロックを使ったプログラミング環境として,AsomeBotの紹介をしていました。DemoでPCからうまく表示できず,PCの画面をビデオカメラで撮影してそれを投影するというローテクを使っていたのが印象的でした。

Python is all You need for Speech Recognition

librosaKeras,TensorFlow,PyTorchを使用して音声認識をしたことについて発表していました。インドネシア語のデータセットもあるそうです。

pandas

pandasの基本的な機能の紹介でした。他の可視化ライブラリと連携できることや,いろんな形式のファイルを読み書きできることが説明していました。

5 minutes style transfer

画像のスタイルをAIで学習し,普通の写真をゴッホ風にするみたいな話でした。VGGを使用しているそうです(時間切れで途中で発表が終わりました⁠⁠。

LTの数人のスピーカーが何かを言うと会場のみんなが返すという,コールアンドレスポンスみたいなことがありました。それがなんなのかを聞いてみると,イスラム圏では共通の挨拶だということを教えてくれました。ぜひイスラム圏でプレゼンする機会がある人は,試してみてください。

クロージング

クロージングはChairのDoni氏により行われました。参加者は500人超,割合は学生が60%で一般が40%だそうです(学生多い!⁠⁠。2年前は学生は80%だったそうで,一般の比率が上がってきているようです。男性が80%,85のトークの申し込みがあったそうです。

また,2020の開催場所としてジャカルタ,バンドン,ジョグジャカルタが候補だそうですが,会場ではバンドン(Bandung)が人気のようでした。

PyCon Indonesia 2020の場所は?

PyCon Indonesia 2020の場所は

パーティー

終了後はスタッフ,スピーカーでバスで移動して打ち上げパーティーです。会場はゴルフ場の併設のレストランで,外にテーブルが用意されており素敵なロケーションで,風も気持ちよかったです。

パーティーの様子

パーティーの様子

バンドの演奏を聴きながら2色のスープの鍋を食べていたんですが,後半になってくると女性オーガナイザーのFarah Clara@sosispanggangが歌っていました。女性オーガナイザーが歌うのはPyConの伝統なんですかね(タイに続いて2回目)?

いろんな人と話をしました。最後に記念写真をとってお開きです。

最後に記念写真

最後に記念写真

おわりに

これで2月からはじまった,私のPyCon Tour 2019が終わりました。さまざまな国でPythonに興味がある,Pythonコミュニティを運営している人たちと知り合うことができました。1年間で9カ所のPyConに参加することはとてもハードでしたが,各国でもてなしてもらったり,いろいろと得がたい経験ができたと思います。

私のレポートを読んで,海外PyConなどのカンファレンスに参加するのが楽しそうだなと思った人がいたらうれしいです。ぜひ機会があったら勇気を出して参加してみてください。

海外PyConで出会った人たちと,またいつかどこかで再会できるとうれしいなと思っています。その場所が日本の場合はホストとしてもてなしたいと思います。

See you at PyCon somewhere!

PyCon Indonesiaの集合写真

PyCon Indonesiaの集合写真

著者プロフィール

鈴木たかのり(すずきたかのり)

一般社団法人PyCon JP,副代表理事,株式会社ビープラウド所属。

部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い,その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCon mini JPからスタッフとして活動し,2014年-2016年のPyCon JP座長。他の主な活動は,Pythonボルダリング部(#kabepy)部長,Python mini Hack-a-thon(#pyhack)主催など。

共著書に『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(2018 翔泳社刊)』『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第3版(2018 秀和システム刊)』『Pythonエンジニア ファーストブック(2017 技術評論社刊)』『いちばんやさしいPythonの教本(2017 インプレス刊)』などがある。

最近の楽しみはPython Boot Campの講師で訪れた土地で,現地のクラフトビールを飲むこと。2019年は世界各国のPyConでの発表に挑戦している。趣味は吹奏楽とボルダリングとレゴとペンシルパズル。

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