最大6台のHDDが搭載可能!─QNAP Turbo NASシリーズのフラッグシップモデルを試す!

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3.5 分

静音性に優れ,インジケータ類による状態管理も万全

それでは実際にTS-639 Proを起動してみましょう。まず最初に見を引くのはフロントパネルにある6台のHDDスペースです。引き出しやすいインターフェースを採用しており,HDDへのアクセスも容易です。さらにキーロックすることも可能なため,セキュリティや安全面からみても安心な構造です。内蔵するHDDは引き出したトレイにセットして軽く押し込むだけでシリアルATAコネクタが接続されます。購入時にHDDは搭載されていませんから,まずは2台のHDDをセットして必要に応じて追加してゆくといった使い方をしても,セッティングの手間はほとんど感じないでしょう。

フロントに設置された引き出し式のHDDトレイ。キーロックも可能なためセキュリティや安全対策も万全。

フロントに設置された引き出し式のHDDトレイ。キーロックも可能なためセキュリティや安全対策も万全。

また,インジケータ類も非常にわかりやすい位置にあり,アクセスのあるHDDユニットが一目でわかる上,右上に配置された小型のディスプレイは本体のIPアドレスや設定情報を適時表示してくれます。

見やすい液晶パネルとHDDトレイに連動するアクセスランプが状況を的確に知らせてくれます。

見やすい液晶パネルとHDDトレイに連動するアクセスランプが状況を的確に知らせてくれます。

そのほか,フロントパネルにはディスクコピー用のUSB2.0ポートが搭載されており,バックアップ時に容易なアクセス環境を提供してくれます。背面にはUSB2.0ポートが4基,eSATAポートが2基備えられています。ギガビットイーサネット対応のLANポートは2基備えており,あらゆるLAN環境においても安心して接続することができます。もちろん,これまでのQNAP Turbo NASシリーズ同様,プリンタサーバ機能も搭載されていますから,豊富なインターフェースはさまざまな用途に使えるはずです。

背面には各ポートと,静音タイプの9cmファンが搭載されています。排熱効果だけでなく,静音性も高いレイアウトです。

背面には各ポートと,静音タイプの9cmファンが搭載されています。排熱効果だけでなく,静音性も高いレイアウトです。

電源ボタンを押してみると,とても静かなことに気がつきます。スタンバイ時で34.2dB,稼働時でも38.2dBという数値がメーカから発表されていますが,一般的なNASサーバと比べた場合,静音性は非常に高いように思えます。これは搭載されている9cmファンに静音タイプが採用されているだけでなく,レイアウトも優れているからでしょう。これならオフィスのすぐ横に置いても,稼働音に関して気になるようなことはないはずです。

著者プロフィール

中山一弘(なかやま かずひろ)

テクニカルライター歴10年。ライティングプロダクションエースラッシュの代表でもある。アウトドアからPC,IT,ビジネスまで幅広いジャンルで執筆活動を展開中。

バックナンバー

NAS

  • 最大6台のHDDが搭載可能!─QNAP Turbo NASシリーズのフラッグシップモデルを試す!