チャンクラベル
コードチャンクの書式は次のようなものです。
```{r plot-one-to-ten, fig.width=3, fig.height=3, echo=FALSE}
# コード
plot(1:10)
```
コードチャンクのヘッダ行ではチャンクラベルを指定できます。上の例ではplot-one-to-ten
がチャンクラベルです。チャンクラベルは,
チャンクオプション
チャンクラベルに続けて,オプション名=値
という形でチャンクオプションを指定できます。上の例では,fig.
として3種類のオプションを指定しています。チャンクオプションによって,
チャンクオプションの一括指定
knitr::opts_chunk$set(echo=FALSE)
のようにすることで,opts_
により指定したチャンクオプションは,
よくできていますね。
使えるチャンクオプションランキング
今回の記事は少し固めの内容だったので,
これ以外にもたくさんのオプションがありますので,
第7位:child
ひな パパに頼まれたデータ解析,
玲 確かにブラックよね。わたしにもそんな時代があったわ~。でもね,child
オプションを指定すればいいのよ。
ひな どゆこと??
玲 まずc01.
とかc02.
とかのR Markdownに解析コードを書くのね。本当は解析の内容がわかるようなファイル名をつけとくといいわ。で,child="c01.
とかすれば,
```{r c01, fig.width=8}
# 子となるR Markdown(c01.Rmd)
plot(1:10)
```
```{r c02}
# 子となるR Markdown(c02.Rmd)
knitr::kable(head(iris))
```
親となるR Markdown(parent.Rmd)
# プロット
```{r child="c01.Rmd"}
```
# テーブル
```{r child="c02.Rmd"}
```
玲 こういうレポートができるわ。
ひな なにこれ,#include
みたいなもんね。