テーブルを極める
グラフは視覚に強く訴えるインパクトのある可視化技術ですが,
突然ですが,
- Excel
- エクセル
- ゑくせる
- その他
1から3を選んだあなたは間違いなくコピペ汚染されていますね。そんなあなたは連載第1回を読み直してください。
R Markdownのアプローチでは,{knitr}
パッケージのkable()
関数を使うのが一番簡単な方法でしょう。
# irisの先頭
```{r, echo=FALSE}
knitr::kable(head(iris))
```
次のようなテーブルが出力されます
Sepal. |
Sepal. |
Petal. |
Petal. |
Species |
---|---|---|---|---|
5. |
3. |
1. |
0. |
setosa |
4. |
3. |
1. |
0. |
setosa |
4. |
3. |
1. |
0. |
setosa |
4. |
3. |
1. |
0. |
setosa |
5. |
3. |
1. |
0. |
setosa |
5. |
3. |
1. |
0. |
setosa |
- 編集部注)
- gihyo.
jpのスタイルシートを当ててあります。
たった,
kable()
以外にも,{tables}
パッケージがあります。ドキュメント生成本で詳しく解説されていますので参考にしてください。
JavaScriptライブラリを用いたインタラクティブなテーブル
テーブルは正確に数値を把握できる反面,
ここで再びJavaScriptです。HTMLレポートでは,
ここではDataTables
ライブラリを使うための{DT}
パッケージを紹介します。mtcars
データをテーブルで表示してみましょう。
```{r, echo=FALSE}
library(DT)
datatable(mtcars)
```
これだけです。これだけで,
なんということでしょう。Search
と書かれた検索ボックスはただの飾りではありません。試しにMazda
と入力してみてください。フィルタリングです。テーブルヘッダをクリックしてみてください。ソートです。これは感動モノですね。
アクセスログを整形してレポートで提出する時,