Ubuntu Weekly Recipe

第91回 さまざまなUSB機器を使用する(1)

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

玄人志向 TUBEAUDIO-USB

ちょっと変わった形のUSBオーディオです。筆者は3000円程度で購入しました。値段が値段だけに音質への過度な期待はできませんが,オンボードのオーディオよりはいい音がしているような気がします※1⁠。

※1
筆者はオーディオマニアというわけではなく,あまりお金をかけるタイプでもないので,はっきりと断言はできません。

マニュアルをよく読むとLinuxに対応していることがわかります。というわけで,特に問題なく使用できていますが,使用するにはちょっとしたコツが必要です。第79回の番外に軽く書きましたが,もう一度詳しく解説します。

まずは"pavcontrol"パッケージをインストールます。

$ sudo apt-get install pavcontrol

そして,[アプリケーション]-[サウンドとビデオ]-[PulseAudio Volume Control]を起動し,[Output Device]タブを開きます。追加した方のデバイス(通常は下に表示される)で右クリックし,[Default]にチェックを入れてください。

図2 PulseAudio Volume Controlの[Output Device]タブ。右クリックして[Default]にチェックを入れると,デフォルトになる。直感的には程遠いユーザ・インターフェース

図2 PulseAudio Volume Controlの[Output Device]タブ

通常はこれで問題なく再生されますが,もしされない場合は[Playback]タブを開き,再生されていないアプリケーションで右クリックし,[Move Stream]で使用中のデバイスを選択してください。

図3 PulseAudio Volume Controlの[Playback]タブ。出力先の変更もできる

図3 PulseAudio Volume Controlの[Playback]タブ。出力先の変更もできる

ただし,Ubuntu 9.10だとずいぶん簡単になります。通知スペースにあるボリュームアイコンを右クリックし,[サウンドの設定]をクリックします。[ハードウェア]タブと[出力]タブで接続したオーディオを選択するだけです。アプリケーションの追加が必要なくなり,メニューもわかりやすくなり,かつ日本語化もされているので,これもUSBオーディオを使用したい場合は9.10へのアップグレードを検討してもいいかもしれません。

図4 Ubuntu 9.10のサウンドの設定の[ハードウェア]タブ

図4 Ubuntu 9.10のサウンドの設定の[ハードウェア]タブ

図5 Ubuntu 9.10のサウンドの設定の[出力]タブ。図2の[Output Device]タブに相当する

図5 Ubuntu 9.10のサウンドの設定の[出力]タブ。図2の[Output Device]タブに相当する

ELECOM MS-76DUMA (終売)

もうずいぶん前に捨て値で購入したものですが,USBスピーカーなので"TUBEAUDIO-USB"と同じように使うことができます。ほかの多くのUSBスピーカーでも同様でしょう。

次回は,今回よりもちょっと手数のかかるプリンタやスキャナについての使用方法です。

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntu Japanese Teamではパッケージングなどを担当。ほかには日本語入力関連やOpenOffice.org日本ユーザー会コミッティも兼任。