Ubuntu環境でのバックアップに関しては,
新年最初のレシピでは,
- 注1
- プロジェクトの正式名称はDéjà Dupですが,
今回はすべてDeja Dupと表記します。また, Deja Dupの発音例は 「day-ja-doop」 となっています。
Deja Dup
Deja Dupは,
Deja Dupは以下の特徴を持っています。
- 操作画面,
設定画面がシンプル (図1) - バックアップの保存先として,
ローカルフォルダだけでなく, リモートサーバやAmazon S3を指定できる - バックアップデータを圧縮して暗号化できる
- バックアップ作業をスケジュール指定できる
- 復元する際には,
バックアップされている中から特定の時期を選べる - GNOMEに統合されたインターフェースでファイルごとに特定の時期のものに復元できる
Deja DupはUbuntu 9.
コマンドラインからインストール場合は,
$ sudo apt-get install deja-dup
バックアップの設定
[アプリケーション]-[アクセサリ]-[Deja Dup Backup Utility]から起動したら,
Backup location
バックアップの保存先を選択します。保存元の記録ドライブ
「Connect to Server」
- 注2
- Windows共有
(Sambaサーバ) の設定方法は, 第85回を参照してください。
Include files in folders
バックアップ対象のフォルダを選択します。デフォルトでは,
システム全体に加えた変更もバックアップしたい場合は
Except files in folders
バックアップから除外する項目を選択します。デフォルトでは
- ~/.cache
- ~/.thumbnails
- ~/.gvfs
- ~/.xsession-errors
- ~/.recently-used.
xbel - ~/.recent-applications.
xbel - ~/.Private
- /proc
- /tmp
- /sys
Encrypt backup files
バックアップを暗号化するかどうか選択します。デフォルトではチェックが入っていて,
ここまで設定したら,
「Password needed」