Ubuntu Weekly Recipe

第352回 UbuntuとVirtualBox再入門 パート2

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

Ubuntu 14.10とVirtualBox

VirtualBoxのバージョン

Ubuntu 14.10のリポジトリにあるVirtualBoxのバージョンは4.3.18です。4.3.18のリリースが10月12日,14.10のリリースが10月24日であることを考えると,かなり頑張ったことがわかります。ちなみに本記事公開時の最新バージョンは4.3.20であり,筆者のPPAにあるVirtualBoxは4.3.18です(本記事公開時⁠⁠。

isoイメージから起動時,画面が乱れる

VirtualBox 4.3.18のゲストOSとしてUbuntu 14.10をisoイメージから起動した場合,画面が乱れます図1⁠。この場合,一度ホストキー注5+F1で仮想コンソールを表示し,再びホストキー+F7を押すと,通常の画面が表示されます。

注5)

デフォルトでは右Ctrlキーです。

図1 isoイメージから起動すると,このように操作不能な画面が表示されます

図1 isoイメージから起動すると,このように操作不能な画面が表示されます

インストール完了後,再起動すると解像度が小さい

画面が乱れた後,正常な状態にするとインストールそのものはスムーズに行えます。しかし,再起動すると解像度が小さくなってしまいます図2⁠。これはGuest Additionsをインストールすると解消されます。ログインしてインストールするには少々しんどい解像度なので,ここでもホストキー+F1で仮想コンソールに移動し,ユーザー名とパスワードを入力してログインした後図3⁠,次に紹介するいずれかの方法でGuest Additionsをインストールしてください。

図2 こんな解像度では何もできません……

図2 こんな解像度では何もできません……

図3 ホスト+F1キーを押すとこんな仮想コンソールが表示されます

図3 ホスト+F1キーを押すとこんな仮想コンソールが表示されます

1. リポジトリにあるGuest Additionsをインストールする

Guest AdditionsとVirtualBoxのバージョンは合わせたほうが良いため,どの程度オススメなのかは難しいところですが,一番簡単な方法はこれです。次のコマンドを実行してください。

$ sudo apt-get install virtualbox-guest-x11

インストール後,再起動してください。

2. 筆者のPPAにあるGuest Additionsをインストールする

ただし本記事公開時にはまだ提供していません。方法は前述の第313回にある方法の応用です。

$ sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/virtualbox
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install virtualbox-guest-x11

インストール後,再起動してください。

3. Guest AdditionsのCDイメージからインストールする

これが一番ポピュラーな方法です。まずは[デバイス]-[Guest AdditionsのCDイメージを挿入]をクリックし,CDイメージを挿入してください。そして,次のコマンドを実行してください。

$ LANG=en_US.UTF-8
$ sudo apt-get install dkms
$ sudo mount /dev/sr0 /mnt
$ sudo bash /mnt/VBoxLinuxAdditions.run

インストール後,再起動してください。なお,コマンドで再起動する場合は次のとおりです。

$ sudo reboot

3Dアクセラレーションを有効にする場合は,VirtualBoxマネージャーの[設定][ディスプレイ]タブ-[ビデオ]タブの[3Dアクセラレーションを有効化]にチェックを入れるのを忘れないでください図4⁠。

図4 ⁠3Dアクセラレーションを有効化]にチェックを入れます

図4 [3Dアクセラレーションを有効化]にチェックを入れます

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntu Japanese Teamではパッケージングなどを担当。ほかには日本語入力関連やOpenOffice.org日本ユーザー会コミッティも兼任。