Ubuntu Weekly Recipe

第354回 VMware Workstationを使用する

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Ubuntuゲストの準備

VMware Workstation/Playerには簡易インストールモードと言うものがあって,この機能を使用するとインストールのステップを省略することができて便利なのですが,言語設定が英語になってしまいます。すなわち,インストール後に日本語に設定し直す必要があります。ということは,インストール時に面倒な思いをするか,インストール後に面倒な思いをするかの違いがあるわけですが,今回は前者とします。簡易インストールモードは使用せず,通常どおりにインストールする方法を解説します。なぜなら,通常どおりインストールする方法だとほかにもその知識を活かす機会はいくらでもありますが,日本語に設定し直す知識を活かす機会はあまり多くありません。

インストールはホストOSと同じくUbuntu 14.10の64bit版を使用します。isoイメージを用意しておいてください。

VMware Workstationを起動し,まずはGUIにある[Create a New Virtual Machine]をクリックします図2⁠。するとウィザードが起動します。⁠Virtual Machine Configuration][Typical]のままで良いです図3⁠。⁠Next]をクリックします。

図2 VMware Workstation 11の初期状態です。中央左の[Create a New Virtual Machine]をクリックします

図2 VMware Workstation 11の初期状態です。中央左の[Create a New Virtual Machine]をクリックします

図3 デフォルトの[Typical]を選択します

図3 デフォルトの[Typical]を選択します

[Install operating system from:]は特に重要で,ここで[Use ISO image]を選択すると簡易インストールモードになってしまいます。よって,⁠I will install the operating system later.]を選択し図4⁠,⁠Next]をクリックします。

図4 ⁠I will install the operating system later.]を選択します

図4 [I will install the operating system later.]を選択します

[Guest Operationg System][2.Linux][Ubuntu 64-bit]になっているかを確認します(図5⁠。確認後[Next]をクリックします。

図5 ⁠Ubuntu 64-bit]が選択されているか確認します。

図5 [Ubuntu 64-bit]が選択されているか確認します。

[Virtual Mchine Name][Name]は任意に変更してください図6⁠。⁠Location]はデフォルトのままで良いでしょう。⁠Next]をクリックします。

図6 ⁠Name]を任意に変更します

図6 [Name]を任意に変更します

[Disk Size]はデフォルトの20Gバイトのままで良いでしょう図7⁠。もちろんさらに多くのディスク容量を使用する可能性がある場合は,物理ドライブの許す限り大きくするのが良いでしょう。説明にも書かれているように,作成時に20Gバイトの物理ディスク容量を確保してしまうわけではなく,使用するたびに少しずつ大きくなって行くので,インストールしてちょっと遊ぶくらいであればさほどディスク容量を使用するわけではありません。ただ,その下の[Store virtual disk as a single file][Split virtual disk int multiple files]はデフォルトでは後者ですが前者を選択したほうが良いでしょう。仮想マシンのイメージを移動することはさほど多くないでしょうし,それよりもただでさえ仮想マシンのイメージはパフォーマンスにオーバーヘッドが生じるため,事前に遅くなる要因は排除するのが良いです。設定が完了したら[Next]をクリックします。

図7 ディスク容量とファイル分割の有無を選択します

図7 ディスク容量とファイル分割の有無を選択します

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntu Japanese Teamではパッケージングなどを担当。ほかには日本語入力関連やOpenOffice.org日本ユーザー会コミッティも兼任。