シーケンスの選択
「Sequence」
もしもワーキングディレクトリ内に複数のシーケンスが作成済みの状態でSirilを起動した場合は,
ダーク/フラットフレームを使用した前処理
「Pre-processing」
バイアス
デジカメで長時間撮影を行っていると,
- ※5
- カメラの長時間ノイズリダクション機能を有効にしていると,
たとえば10秒のシャッターを切ったら, その後10秒間カメラが操作不能になってしまいます。この時カメラ内部では, シャッターを閉じた状態で露光をかけてダークフレームを取得し, ダーク減算が行われています。ダークノイズは露光時間に応じて出かたが変化するため, ダークフレームの取得には露光時間と同じだけの時間をかける必要があります。そのため露光時間と同じ時間だけ, カメラが操作不能になってしまうのです。星の光跡を撮るような場合は, カットとカットの間に空き時間ができてしまうと光跡が途切れてしまうため, カメラの長時間ノイズリダクション機能はOFFにするのが基本です。
レンズには,
より詳しい情報はチュートリアルを参照してください。
図6 ダークフレームは比較的簡単に用意できる上,

画像の位置合わせ
「Registration」
「Choose registration method」
- ※6
- 「One Star Registration(deep-sky)」
は単一の星を対象としたメソッドで, シフトのみで位置合わせを行い, 回転やスケーリングを行いません。Image Pattern Alignment (planetary-full disk)は惑星の画像, Enhanced Correlation Coefficient(planetary-surfaces)は月面画像に適した方法です。
登録処理が完了すると,
スタックの実行
最後に,
「Start stacking」
スタックされた画像は
おわりに
写真を合成することについては色々と意見があるかとは思いますし,
なお本記事が公開されてすぐの8月12日に,