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第636回 LXD MosaicでLXDをウェブブラウザーから操作する

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LXD Mosaicにアクセスしてみる

まずは指定されたアドレス,もしくはプロキシデバイス設定後のアドレスにアクセスしてください。証明書エラーが表示されますが,後ほど対応することにして,現時点では無視します。

図1 ⁠admin」⁠test123」でログイン

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設定されたアカウント名は「admin⁠⁠,パスワードは「test123」です。これも後ほど変更します。

図2 LXDのREST APIエントリーポイントの設定

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LXDのREST APIのエントリーポイントを設定します。IPアドレスはLXDサービスが動いているマシンのアドレスを設定してください。今回のようにLXDコンテナの中でLXD Mosaicを動かしている場合は,ホストのlxdbr0のアドレスを指定しておけば良いでしょう。このアドレスは,たとえばlxdMosaicインスタンス上でip route list defaultコマンドを実行すると確認できます。

パスワードは最初にlxc config set core.trust_passwordで設定したパスワードです。エイリアスにはサーバー名を付けます。指定しなければアドレスが表示されます。エイリアスはあとから変更可能です。

図3 Web UIのメイン画面

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メイン画面にはホストの情報が表示されます。LXDサーバーは複数登録可能で,左のサイドバーにリストアップされています。LXDサーバー名をクリックして,サーバーの情報を表示してみましょう。

図4 LXDサーバーの情報

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LXDサーバーの情報には起動中のLXDインスタンスやリソースの利用状況が表示されます。またコンテナの起動・停止などの操作が可能です。

図5 矢印アイコン(⁠⁠Cloud config⁠⁠)が表示されている部分をクリックすると,cloud-configを表示・編集できる

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図6 画像アイコン(⁠⁠Images⁠⁠)が表示されている部分をクリックすると,利用可能なベースイメージのリストが表示される

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図7 プロフィールアイコン(⁠⁠Profiles⁠⁠)が表示されている部分をクリックすると,プロフィールのリストを表示・編集できる

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実際にインスタンスを作成してみましょう。画面右上の「+Container」アイコンをクリックします。仮想マシンの場合なら「+VM」です。

図8 コンテナの作成画面

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入力する内容は普通にコンテナを作るときと同じです。フィールドは補完も可能なので,適当に入力してタブを押すと良いでしょう。インスタンスタイプはいろいろな書式方法がありますが,コメントの中にリソースが表示されているので悩むことはないでしょう。指定しなくてもかまいません。

図9 コンテナ作成後の状態

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コンテナは停止状態で作成されます。つまりlxc initだけ行った状態です。起動するには,インスタンス一覧の画面からコンテナを選択し,右上のプルダウンメニューから「Start」を選択してください。

これで最低限の使い方は把握できました。

パスワードを変更する

LXD Mosaicの初期パスワードは「test123」ととても弱い値になっています。よって本格的に使い始める前に,まずはこのパスワードを変更しておきましょう。

画面上にあるスパナのアイコン(⁠⁠Settings⁠⁠)をクリックすると「Users」でユーザーの管理を行えます。

図10 ユーザー管理の画面

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「Reset Password」をクリックするとパスワードを再設定できますし,右上の「+」で新たな管理アカウントを作成可能です。

ちなみに既存のパスワードを表示する仕組みはありません。パスワードを忘れた場合は,再設定のみが可能です。

なお全員がパスワードを忘れた結果,誰もログインできなくなった場合は,公式のドキュメントにあるデータベースを直接変更する方法が参考になることでしょう。

著者プロフィール

柴田充也(しばたみつや)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社 創夢所属。数年前にLaunchpad上でStellariumの翻訳をしたことがきっかけで,Ubuntuの翻訳にも関わるようになりました。