Ubuntu Weekly Recipe

第637回 GPD MicroPCにUbuntu 20.04 LTS版をインストールする

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Fcitxを使用する場合

IBusの代わりにFcitxを使用することもできます。この場合はMozcのキーバインドを変更する必要がないので設定がシンプルになります。問題点としてはGNOME Shell上で「仮想キーボード」⁠入力メソッド」⁠スキン」のサブメニューが表示されないことですが,これは最新版の4.2.9.8で修正されました。筆者のPPAに最新版をアップロードしてあるので,これを利用しましょう。

次のコマンドを実行してください。

$ sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/fcitx
$ sudo apt install fcitx fcitx-mozc
$ im-config -n fcitx

再起動してログインするとFcitxが起動するようになります。

Fcitxの設定を表示し,⁠入力メソッド」タブが「キーボード-英語(US)」「Mozc」になっていることを確認します図4⁠。

図4 ⁠キーボード-英語(US)」「Mozc」になっていることを確認する。順序もこのとおりにする

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「全体の設定」タブでは,オンオフキーが何になっているかを確認します。半角全角キーはないのでCtrl+Spaceキーがデフォルトですが,必要であれば変更します。また「入力メソッド起動のその他のキー」「無効」にしておくといいでしょう図5⁠。

図5 ⁠入力メソッド起動のその他のキー」「無効」にする

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IBusのアイコンは右上に表示されたままですが,⁠設定」「地域と言語」にある「入力ソース」をどれか一つにすれば表示されなくなります図6⁠。

図6 IBusを使用しない場合の設定例

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著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamのメンバー。VirtualBoxなどの翻訳を手がける。技術同人サークルteam zpn主宰。ほか原稿執筆を少々。