実践!仮想化ソフトウェア 2009

第4回 Microsoft Hyper-Vを使ってみよう

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Hyper-Vのインストール

以下の手順に従って,Hyper-Vをインストールします。

①インストールメディアの入手

パッケージ版,あるいは評価版メディアを入手したのであれば,そちらを使用します。ISOイメージでダウンロードしたのであればDVD-Rメディアなどに焼いておきます。

②Windows Server 2008をインストール

インストールメディアを使って,まずWindows Server 2008をインストールします。インストール手順に特別なところはありません。必要に応じて,デバイスドライバなどのインストールも行っておきます。

ネットワークの設定はデフォルトではDHCPになっているかと思いますので,固定のIPアドレスに変更しておくとよいでしょう。

③Hyper-Vを役割として追加

Hyper-VはWindows Server 2008の「役割」として追加することで利用可能となります。インストール直後であれば「初期構成タスク」から,あるいは「サーバーマネージャー」から役割の追加が行えます。

図1 サーバーマネージャーから役割の追加を行います。

図1 サーバーマネージャーから役割の追加を行います。

役割の追加ウィザードの指示に従い,Hyper-Vを追加します。

図2 Hyper-Vを役割として追加します。Active Directoryなどと同様の扱いになっています。

図2 Hyper-Vを役割として追加します。Active Directoryなどと同様の扱いになっています。

「仮想ネットワークの作成」画面では,仮想マシンに使用させたい物理ネットワークインターフェースを選択する必要があります。

図3 仮想ネットワークの作成では,仮想マシンに使用させたいNICを選択します。

図3 仮想ネットワークの作成では,仮想マシンに使用させたいNICを選択します。

Hyper-Vのインストールが終わると,再起動を行います。1回Hyper-Vの構成を行うために起動した後,再度起動がかかりますので,しばらく待っていましょう。無事にHyper-Vの追加が終わると,構成の再開ウィザード画面でインストール完了が確認できます。また,サーバーマネージャーの役割にHyper-Vの項目が追加されます。

図4 Hyper-Vのインストール完了画面。この状態ですぐに仮想マシンの作成が行えます。

図4 Hyper-Vのインストール完了画面。この状態ですぐに仮想マシンの作成が行えます。

④Hyper-Vマネージャーの利用

Hyper-Vを管理するのは,Hyper-Vマネージャーを利用します。Hyper-Vマネージャーは,サーバーマネージャーの役割から呼び出すことができます。

初期状態ではサーバに接続していないので,右ペインの「サーバーに接続...」をクリックし,ローカルコンピューターに接続します。

図5 Hyper-Vマネージャーの画面。まだどのHyper-Vにも接続していない状態。

図5 Hyper-Vマネージャーの画面。まだどのHyper-Vにも接続していない状態。

図6 ローカルのHyper-Vに接続したHyper-Vマネージャーの画面。

図6 ローカルのHyper-Vに接続したHyper-Vマネージャーの画面。

著者プロフィール

宮原徹(みやはらとおる)

「仮想化技術に特化した専門家集団」日本仮想化技術株式会社 代表取締役社長兼CEO。どんなに難しい案件でもこなせる,頼れる会社を目指して,日々研鑽中。仮想化技術の普及のために全国を飛び回る毎日です。