大学受験シリーズ完全理系専用 英語長文スペクトル

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A5判/352ページ/別冊64ページ

定価1,672円(本体1,520円+税10%)

ISBN 978-4-7741-9074-7

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書籍の概要

この本の概要

理工系の大学入試問題の長文テーマは,科学一般はもちろん,遺伝子,エネルギー,人工知能など多岐に渡り,それらを読みこなし正解を得るにはある程度の知識が必要です。自然科学の知識はもとより,文系とは違った単語の意味,頻出の単語や表現などを知らないと得点源にすることはできません。本書は,理系テーマを扱った長文問題を厳選し,その問題を解くためのカギ・コツを詳説します。理系の単語をもし知らなかった場合,解法の手がかりをどうやって類推するかにも言及します。理系受験には必携の1冊です。大学に入ってから役に立つ科学的素養も身に付けることができる情報が満載です。

こんな方におすすめ

  • 理系受験生,理工系に進み英語に苦心している人

目次

  • はじめに
  • 本書の特長
  • 音声ファイルと別冊について

Chapter1 科学の新領域

  • Theme1 人工知能は世界をどう変えるのか?(情報工学)
  • Theme2 驚異の新素材「グラフェン」とは?(化学)
  • Theme3 進歩し続ける分子遺伝学とは?(遺伝学)
    • column 重要な「因果表現」
  • Theme4 太陽エネルギー発電で地球を救えるか?(エネルギー)
    • column 理系には文系以上に英語が必要

Chapter2 既成概念を覆す

  • Theme5 火星に生命は存在するのか?(宇宙)
  • Theme6 羽毛恐竜はどんな色だった?(恐竜学)
  • Theme7 イルカと話せる日は来るのか?(生物学)
    • column 理系受験生に伝えたいこと

Chapter3 科学者の責任

  • Theme8 ハチが消えると世界はどうなる?(生物学)
  • Theme9 自閉症の人々が持つ能力とは?(医学)
    • column 科学者に必要な資質
  • Theme10 地球温暖化が進めば世界はどうなる?(環境問題)
    • column 理系の英文で超頻出「推量のcould」

Chapter4 偉人の系譜

  • Theme11 ニュートンによる光のスペクトルの発見(物理学)
  • Theme12 ダーウィンによる進化論の発見(進化学)
  • Theme13 パストゥールによる病原菌の発見(微生物学)

Chapter5 科学者の心構え

  • Theme14 実験の心構え(科学論)
  • Theme15 数学者のひらめき(科学論)
    • column some ofの後に「特定名詞」がくる理由
  • Theme16 科学研究を志す者へのアドバイス(科学論)
  • おわりに
  • 重要単語・表現の最終チェック
  • 参考文献

著者プロフィール

関正生(せきまさお)

1975年7月3日東京生まれ。埼玉県立浦和高校,慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICテスト990点満点取得。リクルート運営のオンライン予備校『スタディサプリ』で,全国の大学受験生・中学生を中心に授業を行う(PC・スマホで受講可能)。年間で40万人以上が受講。受験英語から資格試験,ビジネス英語,日常会話までを指導する,英語教育業界では稀有の存在。
今までの予備校では,250人教室満席,朝6時からの整理券配布,立ち見講座,1日6講座200名全講座で満席なども。
著書は『世界一わかりやすい英文法の授業』『世界一わかりやすいTOEICテストの英単語』(KADOKAWA),『東大英語の核心』(研究社),『サバイバル英文法 「読み解く力」を呼び覚ます』(NHK出版社)など,計47冊(一部は韓国・台湾でも翻訳出版中)。また,NHKラジオ講座『基礎英語2』でコラム連載や,英語雑誌『CNN ENGLISH EXPRESS』(朝日出版社)での巻頭インタビュー,様々なビジネス雑誌・新聞の取材,TV出演など多数。


岡﨑修平(おかざきしゅうへい)

1988年10月1日福岡生まれ。西南学院高校,九州大学理学部(化学科)卒業。
全教研Z-UPなどに英語講師として出講。文転した元理系の講師ではなく,完全に理系のまま英語講師となった,予備校界では異色の存在。
執筆協力として,『Vision Quest 総合英語 Ultimate』(啓林館),『映画で学ぶ 英語を楽しむ English Delight of Movie English and TOEIC』(ミネルヴァ書房)がある。
自身が浪人中に,当時その予備校に出講していた(共著者の)関のオリジナル講座を1年間受講。それまで英語は「暗記とセンス」だと思っていたものが,「思考と論理」で理解が深まることに気づかされる。
また,英語と化学との共通点にも開眼。化学は物質の性質を調べる際に,分子としての構造や電子の配置などを比較するが,英語も構造や配置で意味が決まったりすることや,「なぜ」を追求する学問であるという共通点に化学と近い面白さを感じ,現在に至る。