Twitterは2.0に。これまでどおりの公共における会話の促進と保護、より速いイノベーション、より高い透明性を宣言

Twitterは11月30日、⁠Twitter 2.0」と名付けた今後のビジョンを公式ブログで公開した。その内容は、Twitterのミッションが公共における会話のやり取りについて促進と保護を行うことで、インターネットという街の広場になることを改めて示した上で、おもに「より速いイノベーション」「より高い透明性」のための最近1か月また今後の改善を謳ったものになっている。

より速いイノベーションについては、Twitterは公開テストを行うようになったことを挙げている。これは透明性を持ち、迅速な確認とユーザーからのフィードバックを即時的に収集できるため、Twitterの改善において健全なアプローチだと言う。

このような改善にあたって、Twitterのポリシーを変更していないことに触れた上で、ポリシーの執行にあたっては違反コンテンツの増幅を減らすことを中心に据えてアプローチしていると言う[1][2]。そのために、Trust & Safetyチームはこれまでどおり十分な人材がいること、ルール違反等の自動検出が重要な役割を果たしていること、Twitter上の喫緊のイベントにおいては違反コンテンツへ対処するための資料をモデレーター全員に提供することを挙げている。

なお最近1か月のTwitterでは、全体の使用量が増加しているのに対して、違反コンテンツの表示回数が減少していることにも触れている[3]

そして今後の改善について時には間違いを犯すこともあるかもしれないが、ユーザーや広告主とオープンなコミュニケーションを常に取り、正していくと述べている。

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