ACCESS VBA 実用プログラミング
[Access2003対応]

[表紙]ACCESS VBA 実用プログラミング[Access2003対応]

紙版発売

B5変形判/336ページ/CD1枚

定価2,838円(本体2,580円+税10%)

ISBN 4-7741-2063-4

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書籍の概要

この本の概要

Microsoftのオフィス製品の主力が2003に移行したのを機に,ACCESS VBAを使ったプログラミングの入門書を刷新します。これまでは初級(マクロ)と応用(VBA)に分けて刊行してきましたが,今回の2003対応版では両者を併せて刊行し,本書だけで初級から応用までをカバーします。入門者にも,ある程度の知識がある方にも満足していただけるものと思います。

こんな方におすすめ

  • Access 2003を徹底的に使いこなしたい方
  • 仕事でAccess 2003を使っている方

著者の一言

この本はAccessでアプリケーションを開発するために必要な知識をまとめたものです。マクロやVBAの経験がなくても無理なく学習が進められるように,第1部では概念や開発環境の使い方を丁寧に解説しました。第2部ではマクロを中心に,実践で使える事例を紹介しています。また,第3部ではVBAでデータベースを操作する方法も学習します。この本1冊で,基礎はもちろん,実用的なプログラムの開発までサポートします。

目次

第1部 プログラミング入門

第1章 マクロとVBAの七不思議

  • 1 マクロとかVBAって何をするものですか?
  • 2 なぜマクロやVBAが必要なんですか?
  • 3 マクロやVBAを使って,いったい何ができるんですか?
  • 4 マクロだけじゃダメですか?
  • 5 VBAとマクロの違いは何ですか?
  • 6 マクロとVBA,どちらを使ったほうがいいですか?
  • 7 マクロやVBAを使うには,何か特別な知識が必要ですか?

第2章 マクロの基本

  • 1 基本の作り方
    • 1.1 マクロウィンドウの起動
    • 1.2 マクロ名の入力
    • 1.3 アクションを選択する
    • 1.4 引数を設定する
    • 1.5 マクロを保存する
    • 1.6 マクロを実行する
    • 1.7 アクションの実行順序
  • 2 マクロの編集
    • 2.1 マクロウィンドウを開く
    • 2.2 アクションを挿入する
    • 2.3 アクションを削除する
    • 2.4 アクションをコピーする
    • 2.5 アクションの順番を入れ替える
  • 3 マクロの管理
    • 3.1 マクロとマクロオブジェクト
    • 3.2 マクロの参照方法
    • 3.3 読みやすいマクロの書き方
  • 4 マクロの使い方
    • 4.1 マクロをイベントに割り当てる
    • 4.2 起動時にマクロを実行する
    • 4.3 マクロをキーに割り当てる
  • 5 条件式を使ったマクロ
    • 5.1 「もしも」のときだけアクションを実行する
    • 5.2 条件式の書き方
    • 5.3 「もしも」のときに複数のアクションを実行する
    • 5.4 「そうでないとき」にアクションを実行する
    • 5.5 「もしも」がたくさんあるとき
  • 6 マクロのデバッグ方法
    • 6.1 マクロのシングルステップ実行
    • 6.2 アクションをコメントアウトする

第3章 マクロからVBAへ

  • 1 マクロをVBAに変換する
    • 1.1 フォームマクロをVBAに変換する
    • 1.2 変換されたプログラム
    • 1.3 プログラムの保存場所
  • 2 VBAに変換するメリット
  • 3 マクロのアクションをプログラムで実行する
    • 3.1 DoCmdオブジェクト
    • 3.2 VBAに置き換えられるマクロのアクション
    • 3.3 VBAに置き換えられないマクロのアクション
  • 4 Visual Basic Editorの使い方
    • 4.1 プログラム開発用のウィンドウ
    • 4.2 フォームモジュールとイベントプロシージャ
    • 4.3 コードウィンドウの使い方
    • 4.4 プログラムの入力時にヒントを表示する
    • 4.5 Accessウィンドウに戻る

第4章 Visual Basicの基本

  • 1 イベントプロシージャの作り方
    • 1.1 コードビルダを使う
    • 1.2 イベントプロシージャの名前
    • 1.3 プログラムを実行する
    • 1.4 プログラムを保存する
  • 2 プログラミングの約束事
    • 2.1 読みやすいプログラムの書き方
    • 2.2 オブジェクトの参照方法
    • 2.3 Meプロパティの利用
    • 2.4 大文字と小文字の区別
  • 3 プログラムの書き方
    • 3.1 値の代入
    • 3.2 計算式の書き方
    • 3.3 変数の使い方
    • 3.4 関数の呼び出し
    • 3.5 メソッドの実行
  • 4 条件判断を使ったプログラム
    • 4.1 「もしも」のときに実行するプログラム
    • 4.2 「もしも」がたくさんあるとき(Else Ifステートメント)
    • 4.3 「もしも」がたくさんあるとき(Select Caseステートメント)
    • 4.4 2つの条件式を組み合わせる
  • 5 繰り返しを使ったプログラム
    • 5.1 決まった回数の繰り返し
    • 5.2 「〜の間」繰り返す
  • 6 エラー処理
    • 6.1 エラー処理の基本形
    • 6.2 エラー処理の書き方
  • 7 オブジェクトに関連しないプログラム
    • 7.1 プロシージャの種類
    • 7.2 プロシージャの保存場所
    • 7.3 モジュールの作成
    • 7.4 Subプロシージャの作成
    • 7.5 Subプロシージャの利用
    • 7.6 Functionプロシージャの作成
    • 7.7 Functionプロシージャの利用
  • 8 プログラムのデバッグ方法
    • 8.1 イミディエイトウィンドウに値を表示する
    • 8.2 ブレークポイントの利用
    • 8.3 イミディエイトウィンドウで変数の値を調べる
    • 8.4 イミディエイトウィンドウでプログラムを実行する

第2部 ケーススタディ

第5章 マクロを使おう

  • 1 フォームの操作
    • 1.1 フォームを開く
    • 1.2 特定のレコードだけをフォームに表示する
    • 1.3 指定した位置にフォームを開く
    • 1.4 フォームを閉じる
  • 2 入力を支援する
    • 2.1 値が入力されているかどうかを調べる
    • 2.2 入力した値が間違っているときに再入力を促す
    • 2.3 コントロールの使用可/不可を変更する
    • 2.4 入力した値に応じてフォーカスを移動する
  • 3 レコードを検索する
    • 3.1 [検索と置換]ダイアログボックスを利用する
    • 3.2 先頭レコードから検索を開始する
    • 3.3 連続して検索する
  • 4 レコードを抽出する
    • 4.1 フィルタを使って抽出する
    • 4.2 抽出したレコードをサブフォームに表示する
    • 4.3 トグルボタンを使って抽出する
    • 4.4 複数の条件でレコードを抽出する
    • 4.5 指定したフィールドで並べ替える
  • 5 レコードを削除する
    • 5.1 表示中のレコードを削除する
    • 5.2 特定のレコードを一度に削除する
    • 5.3 メイン/サブフォームでレコードを削除する
  • 6 レポートの操作
    • 6.1 レポートをプレビューする
    • 6.2 フォームで抽出したレコードをレポートに出力する
    • 6.3 印刷するレコードがないときに処理を中止する
    • 6.4 レコードの抽出条件をレポートに出力する
  • 7 データベースを管理する
    • 7.1 Excel形式のデータをインポートする
    • 7.2 CSV形式のファイルからインポートする
    • 7.3 HTML形式のファイルに出力する
  • 8 アプリケーション構築のヒント
    • 8.1 データベースウィンドウを最小化する
    • 8.2 データベースを閉じる
    • 8.3 Accessを終了する

第6章 VBAを使おう

  • 1 フォームを開くときに標題を変更する
  • 2 メッセージボックスを使って処理を分岐する
  • 3 抽出したレコード数を調べる
  • 4 独自のレコード移動ボタンを作る
  • 5 印刷時に[印刷]ダイアログボックスを表示する
  • 6 1レコードごとに色分けして出力する

第7章 カスタムメニューを作ろう

  • 1 マクロからメニューを作る
    • 1.1 カスタムメニューの作り方
    • 1.2 メニュー用マクロの名前の付け方
    • 1.3 メニュー用のマクロを作る
    • 1.4 マクロからメニューを作成する
    • 1.5 メニューバーを構築する
    • 1.6 メニューのカスタマイズを行う
  • 2 カスタムメニューをフォームで利用する
    • 2.1 フォームにメニューを追加する
    • 2.2 組み込みツールバーを非表示にする
  • 3 VBAを使ってメニューを作る
    • 3.1 Functionプロシージャの作成
    • 3.2 メニューにFunctionプロシージャを割り当てる

第3部 上級プログラミング

第8章 ADOを使ったデータベース操作

  • 1 ADOの概要
    • 1.1 ADOとデータベースの関係
    • 1.2 ADOオブジェクトの階層構造
    • 1.3 ADOオブジェクトを使ってできること
  • 2 オブジェクト変数の宣言
    • 2.1 変数の宣言方法
    • 2.2 オブジェクトの関連づけ
    • 2.3 オブジェクトへの参照を無効にする
  • 3 基本の使い方
    • 3.1 基本のプログラム
    • 3.2 カレントデータベースに接続する
    • 3.3 レコードを取得する
    • 3.4 レコードセットの内容を確認する
    • 3.5 オブジェクトを閉じる
  • 4 レコードを移動する
    • 4.1 レコードを移動できる範囲
    • 4.2 すべてのレコードを参照する
    • 4.3 Bookmarkプロパティを利用した移動
  • 5 レコードを更新する
    • 5.1 レコードを編集する
    • 5.2 レコードを追加する
    • 5.3 レコードを削除する
  • 6 レコードを検索する
    • 6.1 先頭レコードから検索を開始する
    • 6.2 次のレコードを検索する
  • 7 レコードを抽出する
    • 7.1 指定した条件を満たすレコードを抽出する
    • 7.2 フィルタを解除する
  • 8 レコードを並べ替える
    • 8.1 指定したフィールドで並べ替える
    • 8.2 並べ替えができるレコードセット
    • 8.3 並べ替えを解除する

第9章 DAOを使ったデータベース操作

  • 1 DAOの概要
    • 1.1 DAOとは?
    • 1.2 DAOを使う場面
  • 2 基本の使い方
    • 2.1 基本のプログラム
    • 2.2 オブジェクト変数の宣言
    • 2.3 フォームのレコードソースを取得する
    • 2.4 レコードソースとRecordsetCloneプロパティ

第10章 SQLステートメントを使ったデータベース操作

  • 1 クエリのSQLビュー
  • 2 SQLステートメントの読み方
    • 2.1 選択クエリ
    • 2.2 必要なレコードだけを取得する
    • 2.3 レコードを並べ替える
    • 2.4 パラメータクエリ
    • 2.5 更新クエリ
    • 2.6 追加クエリ(他テーブルから追加する)
    • 2.7 追加クエリ(1レコードを追加する)
    • 2.8 削除クエリ
    • 2.9 テーブル作成クエリ
  • 3 SQLステートメントを実行する
    • 3.1 SQLステートメントを使うときに注意すること
    • 3.2 選択クエリ
    • 3.3 パラメータクエリ
    • 3.4 アクションクエリ

第11章 ADOXを使ったデータベース操作

  • 1 ADOXの概要
    • 1.1 ADOXとデータベースの関係
    • 1.2 ADOXを利用する前に
  • 2 基本の使い方
    • 2.1 基本のプログラム
    • 2.2 オブジェクト変数を宣言する
    • 2.3 データベースに接続する
    • 2.4 コレクション内のオブジェクトを参照する
    • 2.5 カタログを閉じる