データベース管理者のための イラスト図解Oracleのしくみ

[表紙]データベース管理者のための イラスト図解Oracleのしくみ

紙版発売

B5変形判/216ページ

定価2,508円(本体2,280円+税10%)

ISBN 978-4-7741-3728-5

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書籍の概要

この本の概要

Oracle Database 11gの管理者の方のために,データベースの作成や操作管理などを解説しています。それに加えて,OEM(Oracle Enterprise Manager:ブラウザによる操作)とコマンドの両方で,内部でどのような動きをしているのかを図解しています。

こんな方におすすめ

  • Oracleデータベース初心者
  • OracleでWebベースでデータベースを管理している人
  • ブラウザ操作とコマンド操作の相互理解のために

目次

第1章 Oracleサーバーの構造

1.1 Oracleサーバー

  • Oracleサーバーの構成

1.2 メモリー構造

  • システム・グローバル領域(SGA)
  • プログラム・グローバル領域(PGA)

1.3 プロセス構造

  • サーバー・プロセス
  • バックグラウンド・プロセス

1.4 データベースの構造

  • データベースの物理構造
  • データベースの論理構造

第2章 メモリー管理

2.1 自動メモリー管理

  • 自動メモリー管理の設定
  • MEMORY_TARGETと他の初期化パラメータとの関係
  • 自動メモリー管理のパラメータと自動共有メモリーのパラメータとの関連性
  • Oracle Enterprise Managerによる自動メモリー管理

2.2 自動PGAメモリー管理

  • 自動PGAメモリー管理の設定
  • Oracle Enterprise ManagerによるPGAサイズ情報の確認

2.3 自動共有メモリー管理

  • 自動共有メモリー管理の設定
  • Oracle Enterprise Managerによる自動共有メモリー管理
  • Oracle Enterprise ManagerによるSGAサイズ情報の確認

第3章 Oracleサーバーの起動と停止

3.1 Oracleサーバーの起動

  • Oracleサーバーの起動コマンド
  • Oracleインスタンスの起動状態(NOMOUNT)
  • データベースのマウント状態(MOUNT)
  • データベースのオープン状態(OPEN)

3.2 Oracleサーバーの停止とコマンドのオプション

  • [SHUTDOWN]コマンドのオプション
  • SHUTDOWN NORMAL
  • SHUTDOWN TRANSACTIONAL
  • SHUTDOWN IMMEDIATE
  • SHUTDOWN ABORT

3.3 Oracle Enterprise ManagerによるOracleサーバーの起動と停止

  • Oracle Enterprise Managerによる操作手順
  • Oracleサーバーの起動と停止

第4章 データベースの作成

4.1 データベース作成前の作業

  • オペレーティング・システム環境の設定
  • Windowsのサービスの作成
  • Oracleインスタンス識別子(SID)の決定
  • データベース管理者の認証方法の決定
  • 初期化パラメータ・ファイルの作成
  • CREATE DATABASE文の作成

4.2 データベースの作成

  • Oracleインスタンスの起動
  • CREATE DATABASE文の実行

4.3 データベース作成後の作業

  • 表領域の追加作成
  • データ・ディクショナリ・ビューの作成
  • データベースのバックアップ

4.4 Database Configuration Assistant

  • (DBCA)ツールを使ったデータベースの作成"
  • DBCAによるデータベースの作成・削除

第5章 制御ファイルの管理

5.1 制御ファイルに記録されている情報と多重化

  • 制御ファイルに記録されている情報
  • 制御ファイルの多重化
  • 制御ファイルの多重化の手順

5.2 制御ファイルに障害が発生した場合の対応

  • 制御ファイルのバックアップ
  • 既存の制御ファイルの使用
  • 制御ファイルの再作成
  • バックアップされた制御ファイルの使用

5.3 OMFによる制御ファイルの管理

  • OMFによる初期化パラメータの指定

5.4 Oracle Enterprise Managerによる制御ファイルの管理

  • 制御ファイルの選択
  • 制御ファイルの名前と保存ディレクトリ画面の表示

第6章 REDOログ・ファイルの管理

6.1 REDOログ・グループとREDOログ・ファイル

  • REDOログ・ファイルの内容と役割
  • REDOログ・グループとREDOログ・メンバー
  • LGWR(ログ・ライター)によるREDOログ・グループへの書き込み
  • REDOログに関する情報

6.2 REDOログ・グループの管理

  • REDOログ・グループの追加
  • REDOログ・グループの削除
  • REDOログ・メンバーの追加
  • REDOログ・メンバーの削除
  • OMFによるREDOログ・ファイルの管理

6.3 アーカイブREDOログ・ファイルの管理

  • アーカイブREDOログ・ファイル
  • ARCHIVELOGモードへの変更
  • ARCHIVELOGモードの初期化パラメータ

6.4 オンラインREDOログ・ファイルのリカバリ

  • オンラインREDOログ・ファイルに障害が発生した場合
  • 多重化されたオンラインREDOログ・グループのメンバーに障害が発生した場合
  • オンラインREDOログ・グループのメンバーに障害が発生した場合

6.5 オンラインREDOログ・ファイルの構成と格納についての考慮

  • REDOログ・ファイルの監視

6.6 Oracle Enterprise ManagerによるREDOログ・グループの管理

第7章 表領域とデータ・ファイルの管理

7.1 表領域とは

  • 表領域
  • セグメント
  • エクステント
  • データ・ブロック
  • データ・ファイル

7.2 表領域の種類

  • SYSTEM表領域
  • SYSAUX表領域
  • 一時表領域
  • UNDO表領域
  • ユーザー・データ表領域

7.3 ローカル管理表領域とディクショナリ管理表領域

  • ローカル管理表領域
  • ディクショナリ管理表領域

7.4 表領域の作成

  • ユーザー表領域の作成
  • UNDO表領域の作成
  • 一時表領域の作成

7.5 表領域の管理

  • 表領域のオンライン・オフライン化
  • 表領域の読み書き可能化・読取り専用化
  • 表領域の削除
  • 表領域のサイズ拡張

7.6 OMF

  • OMFとは
  • OMFによる表領域の作成

7.7 データ・ファイルに関する情報

  • dba_data_filesの問合せ例
  • v$datafileの問合せ例

7.8 データ・ファイルのリカバリ

  • アーカイブログモードでオフラインにできないデータ・ファイルの障害
  • アーカイブログモードでオフラインにできるデータ・ファイルの障害
  • データベースがアーカイブログモードでない場合

7.9 Oracle Enterprise Managerによる表領域の管理

  • 表領域の参照
  • 表領域の作成

第8章 記憶領域構造の管理

8.1 記憶領域構造と管理

  • セグメント
  • エクステント
  • エクステントを割り当てる際の指定
  • データ・ブロックの構造
  • 自動セグメント領域管理

8.2 セグメントやエクステントの情報の参照

  • dba_segments
  • dba_extents
  • dba_free_space

8.3 Oracle Enterprise Managerによる記憶領域情報の確認

  • セグメント情報の参照
  • エクステント情報の参照

第9章 UNDO管理

9.1 UNDOセグメントの役割

  • UNDOセグメントの機能

9.2 自動UNDO管理

  • 自動UNDO管理と初期化パラメータ

9.3 UNDO表領域

  • UNDO表領域の作成
  • UNDO表領域の切り替え
  • UNDO表領域のサイズの求め方

9.4 UNDOセグメントに関する情報の参照

  • データ・ディクショナリ・ビュー

9.5 Oracle Enterprise ManagerによるUNDO管理

  • UNDO管理の情報

第10章 表の管理

10.1 スキーマ

  • スキーマとは
  • スキーマ・オブジェクト
  • スキーマ・オブジェクトの命名規則

10.2 表とは

  • 表の構成
  • 行の格納

10.3 表の作成

  • CREATE TABLE文を使った表の作成

10.4 データ型

  • スカラ型

10.5 表の管理

  • 表定義の変更
  • 表セグメントの移動
  • 表の切捨て
  • 表の削除
  • 列の削除
  • 既存の列定義の変更
  • 表への列の追加
  • 表の列名の変更
  • 表を読取り専用にする

10.6 表情報の参照

  • データ・ディクショナリ・ビュー

10.7 Oracle Enterprise Managerによる表の管理

  • スキーマページ画面
  • 表の検索
  • 表の作成

第11章 索引の管理

11.1 索引とは

  • 索引の構造
  • ROWIDの機能

11.2 索引の作成

  • 索引の作成構文
  • 索引の定義
  • STORAGE句の変更

11.3 索引に関する情報の参照

  • dba_indexes
  • dba_ind_columns

11.4 Oracle Enterprise Managerによる索引の管理

  • 索引の管理画面
  • 索引の検索
  • 索引の作成

第12章 ユーザーの管理

12.1 ユーザーの定義

  • ユーザーの作成
  • sysおよびsystem
  • ユーザーの定義内容の変更
  • ユーザーの削除
  • ユーザーのパスワード

12.2 管理権限

  • 権限の種類

12.3 ユーザー・ロールの管理

  • 事前定義済みロール
  • ロールの操作

12.4 ユーザー情報の参照

  • データ・ディクショナリの指定

12.5 Oracle Enterprise Managerによるユーザーの管理

  • ユーザーの管理画面
  • ユーザーの作成