[改訂新版] 実践COBOLプログラミング入門

[表紙][改訂新版] 実践COBOLプログラミング入門

紙版発売

B5変形判/480ページ

定価3,740円(本体3,400円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4537-2

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書籍の概要

この本の概要

2007年に発売し,好評の「実践 COBOLプログラミング入門」の改訂版です。本書は,例題プログラムを示しながら,COBOLを基本から分かりやすく解説しています。後半は COBOLプログラムをTips形式で説明しているので,読み終わった後もリファレンスとして活用できます。また,今回はPRO*COBOL環境でのデータベースプログラミングの章を追加し,より実践的な内容になりました。

こんな方におすすめ

  • 現場でCOBOLを運用している管理者
  • 授業や研修などでCOBOLを学習する方

目次

第1章 COBOLプログラミングの前に

  • 1-01 COBOLとは
  • 1-02 COBOLの特徴
  • 1-03 本書で学習する内容

第2章 はじめてのCOBOLプログラミング

  • 2-01 例題プログラム「ファイル作成」の仕様
  • 2-02 例題プログラム「ファイル作成」のコーディング例

第3章 COBOLプログラムの構成と決まりごと

  • 3-01 COBOLプログラムの構成
  • 3-02 コーディングの決まりごと
  • 3-03 入出力ファイルの詳細や作業場所を定義する
  • 3-04 COBOLのデータ構造とデータ定義の基本
  • 3-05 項目のデータ型を定義する
  • 3-06 数値定数・文字定数・表意定数などについて

第4章 COBOLプログラミング入門

  • 4-01 IDENTIFICATION DIVISIONへプログラム名や作成者を定義する
  • 4-02 ENVIRONMENT DIVISIONへ入出力情報を定義する
  • 4-03 DATA DIVISIONへ入出力レイアウトや作業領域を定義する
  • 4-04 PROCEDURE DIVISIONへ処理を記述する

第5章 ファイルの入出力を行うプログラム

  • 5-01 MOVE文を使ってデータを転記する
  • 5-02 ADD文で単純な加算処理を行う
  • 5-03 SUBTRACT文で単純な減算処理を行う
  • 5-04 MULTIPLY文で単純な乗算処理を行う
  • 5-05 DIVIDE文で単純な除算処理を行う
  • 5-06 COMPUTE文と計算式を用いて計算処理を行う
  • 5-07 IF~THENで判断と分岐を行う
  • 5-08 ファイルのオープン/クローズと読み込みを行う
  • 5-09 PERFORM文を使ってサブルーチンを呼び出す
  • 5-10 WRITE文を使ってデータをファイルへ出力する
  • 5-11 DISPLAY文を使ってメッセージを表示する
  • 5-12 例題プログラム「ファイル作成」の解説

第6章 ソートとデータ集計のプログラム

  • 6-01 例題プログラム「データ集計処理」の仕様
  • 6-02 例題プログラム「データ集計処理」のコーディング例
  • 6-03 SORT文を使ってデータの並べ替えを行う
  • 6-04 コントロールブレイクとデータの集計
  • 6-05 例題プログラム「データ集計処理」の解説

第7章 マッチングのプログラム

  • 7-01 例題プログラム「マッチング処理」の仕様
  • 7-02 例題プログラム「マッチング処理」のコーディング例
  • 7-03 マッチング処理とは
  • 7-04 例題プログラム「マッチング処理」の解説

第8章 レポート印刷のプログラム

  • 8-01 例題プログラム「レポート印刷」の仕様
  • 8-02 例題プログラム「レポート印刷」のコーディング例
  • 8-03 レポートの出力先とレポートのレイアウトを定義する
  • 8-04 レポートを印刷する
  • 8-05 表(テーブル)形式の項目を定義する
  • 8-06 表(テーブル)を操作・検索する
  • 8-07 部分参照を使って項目の参照・転記を行う
  • 8-08 REDEFINES句で項目を再定義する
  • 8-09 ACCEPT文を使ってシステム日付やシステム時刻を取得する
  • 8-10 例題プログラム「レポート印刷」の解説

第9章 データベースプログラミング

  • 9-01 例題プログラム「新レポート印刷」の仕様
  • 9-02 例題プログラム「新レポート印刷」のコーディング例
  • 9-03 データベースを扱う基本
  • 9-04 ホスト変数を定義する・使用する
  • 9-05 データベースへ接続する・切断する
  • 9-06 複数行の選択と順読み込み
  • 9-07 例題プログラム「商品マスタ更新」の仕様
  • 9-08 例題プログラム「商品マスタ更新」のコーディング例
  • 9-09 テーブルのレコードを更新する
  • 9-10 SELECT命令でレコードを読み込む
  • 9-11 コミットとロールバック
  • 第10章 COBOLプログラミングTIPS

    • 【文字列編集】
    • 10-01 文字列の出現回数を取得する
    • 10-02 文字列の置き換えを行う
    • 10-03 文字列を結合す
    • 10-04 文字列を分割する
    • 【実行制御】
    • 10-05 多岐選択を行う
    • 10-06 条件が成立するまで処理を繰り返す
    • 10-07 一定回数だけ処理を繰り返す
    • 10-08 GO TO文でプログラムの流を制御する
    • 10-09 別のプログラムを呼び出す
    • 【作業領域】
    • 10-10 名前が重複しているデータ項目を特定する
    • 10-11 同じ名前のデータ項目を一度に転記する
    • 10-12 データ項目を一括して初期化する
    • 10-13 88レベルを使って値のチェックを簡素化する
    • 10-14 数値かどうかを判定する
    • 【ファイル・そのほかの入出力】
    • 10-15 可変長の順編成・行順編成ファイルを作成する
    • 10-16 コンソールや標準入力から情報を受け取る
    • 10-17 環境変数やコマンドライン引数の値を受け取る
    • 10-18 プログラムの終了時にリターンコードを返す
    • 【ソート・マージ】
    • 10-19 単純なソートとそのほかのソート
    • 10-20 複数のファイルを1つのファイルに結合する
    • 【便利な機能など】
    • 10-21 非逐次法で表を検索する
    • 10-22 COPY文を使って別ファイルの内容を挿入する
    • 10-23 関数を使う

    付録

  • 付録1 COBOLコンパイラの紹介
  • 付録2 テストデータ作成ツール
  • 付録3 ASCII・EBCDICコード表