これで安心!
これで安心!
親が70過ぎたら必ず備える40のこと 病気・介護・亡くなったあと
- 本田桂子 著
- 定価
- 1,628円(本体1,480円+税10%)
- 発売日
- 2017.3.3
- 判型
- A5
- 頁数
- 192ページ
- ISBN
- 978-4-7741-8783-9
概要
親の介護が必要になったときや、亡くなったときのことは、できれば話題にしたくないもの。でも、いつまでも目をそらしているわけにはいきません。親の「万一の事態」が起きたら家族はどうなるのか……!? 親に介護が必要になっても、自分の仕事や暮らしを守り、親の意思と尊厳を尊重しつつ、お互いに楽しく暮らしていけるように、そして親の死後に親族争いが起きないように。親や自分ができること、利用できる公的・私的サービスなど、さまざまなノウハウをまとめました。介護・入院から、死後の手続き、相続まで、これ1冊でわかります。
こんな方にオススメ
- 親の年齢が70歳を超えた人
- そろそろ、親の入院や介護が心配な人
- 親が亡くなったあとの相続や手続き、墓の継承・葬儀などについて気がかりな人
目次
- はじめに
- 本書の効果的な使い方
第1章 病気や入院
- 親が急に入院したらどうする?
- 備え1 急な入院。さてどうする?
- 備え2 医療費はどれくらいかかる?
- 備え3 医療費の自己負担額を安くする方法がある
- 備え4 認知症は早期発見が大切
- 備え5 がんや重病になったときは
- 備え6 脳死状態など、回復の見込みがなくなったら
- 備え7 健康維持のために親に勧めたいこと
- column 生命保険を見直そう
第2章 介護
- 親に介護が必要になったらどうする?
- 備え8 要介護認定の申請をして、介護保険を利用しよう
- 備え9 要支援・要介護状態なら介護保険サービスが利用できる
- 備え10 自宅や施設で受けられる介護サービスにはどんなものがある?
- 備え11 介護費用の負担を減らす方法は?
- 備え12 親を介護しつつ、自分の暮らしを守る術
- 備え13 遠距離介護になったら
- 備え14 自宅での看取りを親が望んだら
第3章 暮らしのあれこれ
- 親のひとり暮らしには不安がいっぱい
- 備え15 親子で同居したほうがいい?
- 備え16 親がひとり暮らしになったら
- 備え17 ひとり暮らしを支援するサービスはたくさんある
- 備え18 生活上の事故を防ぐために準備したいこと
- 備え19 今の住まいで最期まで暮らせるか考える
- 備え20 お金の管理がひとりでは難しくなったらどうする?
- 備え21 老人ホームについて考える
- 備え22 住み替え資金・リフォーム資金をつくる方法
- column 親の今後の生活資金は大丈夫?
第4章 葬儀やお墓
- 親にストレートに聞いてみたら……
- 備え23 最近の葬儀事情を知ろう
- 備え24 宗教と参列者について確認しよう
- 備え25 葬儀業者を選ぶポイントは?
- 備え26 葬儀費用について知ろう
- 備え27 お墓の準備について考える
- 備え28 お墓を建てる
- 備え29 お墓の改葬や墓じまいをする
第5章 税金・遺産相続
- 相続争いなんて起きるわけがなかったのに
- 備え30 相続トラブルって、具体的にどんなこと?
- 備え31 親に遺言書をつくってもらおう
- 備え32 親の財産を把握しよう
- 備え33 親子関係を遺言書に反映してもらおう
- 備え34 相続税に備えよう
- 備え35 家族信託について検討する
- 備え36 今のうちに、親に贈与してもらったほうがいい?
第6章 親が亡くなったあとの手続き
- いくらやっても終わらない
- 備え37 親が亡くなったあとのおもな手続き
- 備え38 財産の相続手続き(遺言書がない場合)
- 備え39 財産の相続手続き(遺言書がある場合)
- 備え40 親の残したものを片付ける
- 付録 終活準備シート
プロフィール
本田桂子
1969年、奈良市生まれ。遺言相続コンサルタント。会計事務所勤務を経て、行政書士・1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®として遺産相続や遺言書作成などの業務を行うほか、エンディングノートの普及啓発活動を行う。経済産業省の「安心と信頼のあるライフエンディング・ステージの創出に向けた普及啓発に関する研究会」委員。2016年、司法試験に合格。著書に、『その死に方は、迷惑です』(集英社新書)、『エンディングノートのすすめ』(講談社現代新書)、『誰でも簡単につくれる遺言書キット』(永岡書店)など多数。