これで安心!
ここが知りたい! デジタル遺品 デジタルの遺品・資産を開く!託す!隠す!
- 古田雄介 著
- 定価
- 1,518円(本体1,380円+税10%)
- 発売日
- 2017.8.5
- 判型
- A5
- 頁数
- 192ページ
- ISBN
- 978-4-7741-9169-0 978-4-7741-9195-9
サポート情報
概要
「デジタル遺品」には、故人が遺したスマートフォンや携帯電話、パソコンなどの情報端末とその中に保存されているデジタルデータ、インターネット上にあるマイページのアカウントと投稿、ネット口座の預金など、さまざまなものがあります。本書はデジタル遺品の基礎知識、放っておいた場合の行く末、どう開いてどう処理・相続するかを解説するものです。さらに、将来デジタル遺品となる自分のデジタル資産をうまく生前整理する方法やデジタル遺品をめぐる今後の動向も紹介しています。
こんな方にオススメ
- 家族が残したデジタル遺品に不安を抱いている人や持て余している人
- 自身のデジタル資産の死後の行く末を考えている人
- デジタル機器やインターネットサービスを積極的に使っている人
目次
- はじめに「デジタル遺品の悲劇」
第1章「デジタル遺品について、まず知っておきたいこと」
そもそも「デジタル遺品」って何なの?
- 1-1 デジタル遺品とは何だろう?
- 1-2 デジタル遺品の劣化は意外に早い
- 1-3 オフラインデータは保存と拡散管理が重要
- 1-4 オンラインデータは屋外にあるのと同じ
第2章「遺族としてデジタル遺品に向き合う」
家族がデジタル遺品を残して亡くなったらどうする?
- 2-1 デジタル遺品の現状を把握する
- 2-2 情報端末の中身を調べる(iPhone、iPad)
- 2-3 情報端末の中身を調べる(Android端末)
- 2-4 情報端末の中身を調べる(折りたたみ式携帯電話)
- 2-5 情報端末の中身を調べる(Windowsパソコン)
- 2-6 情報端末の中身を調べる(Mac)
- 2-7 周辺ストレージの中身を調べる
- 2-8 お金関連の資産を処理する
- 2-9 各種オンラインサービスを処理する
- 2-10 通信契約や端末を処理する
- 2-11 デジタル遺品サポートに相談する
第3章「自分の資産を託す・隠す・整理する」
自分に万一のことがあったとき、デジタル資産はどうなる?
- 3-1 デジタル資産の現状を把握する
- 3-2 デジタル資産の導線を敷く
- 3-3 情報端末を整える
- 3-4 オンラインの持ち物を整える
第4章「これからのデジタル遺品」
「もう確実に安心!」と言えるようになるのはいつ?
- 4-1 デジタル遺品・資産は存在感を増していく
- 4-2 新たに生まれそうなデジタル遺品問題
- 4-3 過渡期のデジタル遺品とどう向き合うべきか
付録「デジタル遺品・資産 整理シート」
- デジタル遺品・資産 整理シートの使い方
- 家族用下書き:見つけ出したいデジタル遺品
- 本人用下書き:伝えたいデジタル資産
- デジタル資産メモ
プロフィール
古田雄介
1977年、名古屋市生まれ。一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシー(LxxE)理事。名古屋工業大学卒業後、建築現場監督と葬儀社スタッフを経て雑誌記者に転身。2010年から故人がインターネットに遺した情報の追跡調査をはじめ、2015年には亡くなった方のサイトの事例をまとめた『故人サイト』(社会評論社)を刊行。複数の媒体でデジタル遺品等に関する記事を執筆している。