60分でわかる!IT知識シリーズ60分でわかる! RPAビジネス 最前線

[表紙]60分でわかる! RPAビジネス 最前線

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四六判/160ページ

定価1,408円(本体1,280円+税10%)

ISBN 978-4-297-10085-8

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書籍の概要

この本の概要

企業のホワイトカラーの生産性を向上し,働き方改革を進めるというRPA(Robotic Process Automation)とはなにか? RPAの基本からわかりやすく解説し,実際の事例を交えてその最前線を紹介します。具体的な製品や,選び方,ロボット開発の仕組み,導入後の運用・管理・監視の方法ついてもしっかり解説。RPAを支える技術,経営改革のツールとしての組織の作り方までまるごと理解できます。「いますぐRPAを導入できるのか知りたい!」に応える1冊です。

こんな方におすすめ

  • RPAのしくみや概要を知りたい方
  • ルーチン業務の自動化にRPA導入を考えている方
  • ホワイトカラーの働き方改革と生産性向上を実現したい方
監修者プロフィール

株式会社アイティフォー(かぶしきがいしゃアイティフォー)

CTI・基盤システム事業部 営業推進部
池上卯太郎(いけがみ うたろう)
玉川大学文学部教育学科卒。卒業後コンピュータ支援教育(CAI)の知識を生かし同付属中学校にて情報教育を担当。その後,国内テレマーケティング会社でCRM・FAQシステムの構築やシステム管理業務を経験。2002年,現在の株式会社アイティフォー入社。2011年よりRPAツールの販売・マーケティングに従事。

ナイスジャパン株式会社(ナイスジャパンかぶしきがいしゃ)

エンタープライズグループ ソリューションコンサルタント
小林勇人(こばやし はやと)
20年以上に渡ってコンタクトセンター関連製品を販売する外資系メーカーに勤務。2016年からNICE Japanに勤務し,コンタクトセンター及びRPA製品のソリューションエンジニアの職に就いて現在に至る。最近では1000席を超えるコンタクトセンターへのRPA製品の導入を行った経験もあり,さまざまな分野へのRPA製品導入の経験と実績を有している。

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本書のサンプル

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目次

Chapter1 ホワイトカラーの生産性を革新する! RPAの基本

  • 001 RPA って何?
  • 002 RPAによって実現されるデジタルレイバー
  • 003 RPAが登場した背景は?
  • 004 なぜいまRPAが注目されているのか
  • 005 広がる国内のRPA市場
  • 006 RPAはどのような業務プロセスに効果的か
  • 007 RPAが得意な業務は?
  • 008 RPA導入でもたらされるメリットは?
  • 009 サーバー型RPAとデスクトップ型RPA
  • 010 マクロとRPAツールの違いは?
  • 011 ルールベースと自己判断ベースの自動化の違い
  • 012 業務の自動化 4つのレベル
  • 013 RPAで加速する「働き方改革」
  • Column RPAは企業の救世主になるか?

Chapter2 定型業務をいますぐ自動化! RPAの実践事例

  • 014 RPAを導入しやすい業種や部門は?
  • 015 業界別に見る! RPAによる業務改革
  • 016 バックオフィス部門の適用業務は?
  • 017 フロントオフィス部門の適用業務は?
  • 018 入力作業を自動化しヒューマンエラーが0(ゼロ)に
  • 019 手作業,データ統合,判断までを完全自動化
  • 020 Webマーケでブラウザ操作をオートメンション化
  • 021 サーバ監視と復旧作業をロボットが代行
  • 022 来訪者対応もスムーズに! オフィスの受付業務
  • 023 帳票作成の時間を短縮し空き時間はセールス活動に
  • 024 伝票データの入力は「仮想社員」におまかせ
  • 025 処理スピードが100倍に! 解約手続き業務を自動化
  • 026 ヘルプデスクでの問診で作業効率が大幅に向上
  • 027 総務省が導入! RPAで無線局申請関連業務の効率化に挑む
  • 028 後処理時間を82%削減! コンタクトセンターの効率化
  • 029 配送業者の手配を自動化 年間5,000時間を削減
  • 030 自治体でも増加するRPA導入事例
  • 031 中小企業や大企業の一部門が選ぶクラウド型RPA
  • Column RPAロボットへの仕事依頼が可能に

Chapter3 開発から運用まで全解剖! RPAのしくみ

  • 032 RPAの導入に必要なモノやコトは?
  • 033 RPAに必要な3つの機能-①設定・開発
  • 034 RPAに必要な3つの機能-②実行・運用
  • 035 RPAに必要な3つの機能-③管理・調整
  • 036 RPAを実現する構成技術
  • 037 対象アプリを解析する「構造解析」
  • 038 操作対象を特定する「画像解析」
  • 039 ロボットの行動ルールを生成する「ルールエンジン」
  • 040 処理手順を設計し実行する「ワークフロー」
  • 041 アプリを高度かつかんたんに制御できる「API」「ライブラリ」
  • 042 RPAと連携する周辺技術
  • 043 RPAツールが抱える問題とは
  • 044 ロボットの管理をロボットで行う
  • Column RPAとの親和性を高める「スマートDB」

Chapter4 さあはじめよう! RPAの導入と管理運用

  • 045 デスクトップ型RPAなら20万円台から導入できる
  • 046 自社開発か導入支援サービスを活用するか
  • 047 記録型と構築型のどちらを選ぶか
  • 048 RPAは「試行」が成功の鍵
  • 049 RPAの導入に必要な人材と組織
  • 050 現場主導型とトップダウン型どちらを選ぶ?
  • 051 RPA導入の前にすべきこと
  • 052 RPA導入に不可欠な「ガバナンス整備」
  • 053 RPA導入の流れ
  • 054 RPAツールの選び方
  • 055 コストと管理を考えるとクラウド型RPAもある
  • 056 導入テストはどうする?
  • 057 RPAの運用に失敗しない方法は?
  • 058 RPAの管理・統制・運用に適した組織を構成する
  • 059 RPAプロジェクトの人材に求められるスキルセット
  • 060 RPA導入後の課題解決を図る「RPA診断」
  • 061 野良ロボットを生み出さないために
  • Column 独自のロボット開発に強いRPA

Chapter5 どうなる! RPAがひらく業務効率化の未来

  • 062 ホワイトカラーの仕事は奪われるのか
  • 063 RPA運用に特化した職種の登場
  • 064 AIとの連携でより高度な業務も可能に
  • 065 他の技術との連携で期待される業務の自動化
  • 066 ロボットにも「働き方改革」が必要?
  • 067 ビジネスツールとRPAの連携による進化
  • 068 RPAの進化形 CPA・IPAとは
  • 069 自動化ソフトウェアからオペレーション改革を実現する手段へ

付録 RPA関連企業リスト

著者プロフィール

株式会社アイティフォー(かぶしきがいしゃアイティフォー)

CTI・基盤システム事業部 営業推進部
池上卯太郎(いけがみ うたろう)
玉川大学文学部教育学科卒。卒業後コンピュータ支援教育(CAI)の知識を生かし同付属中学校にて情報教育を担当。その後,国内テレマーケティング会社でCRM・FAQシステムの構築やシステム管理業務を経験。2002年,現在の株式会社アイティフォー入社。2011年よりRPAツールの販売・マーケティングに従事。


ナイスジャパン株式会社(ナイスジャパンかぶしきがいしゃ)

エンタープライズグループ ソリューションコンサルタント
小林勇人(こばやし はやと)
20年以上に渡ってコンタクトセンター関連製品を販売する外資系メーカーに勤務。2016年からNICE Japanに勤務し,コンタクトセンター及びRPA製品のソリューションエンジニアの職に就いて現在に至る。最近では1000席を超えるコンタクトセンターへのRPA製品の導入を行った経験もあり,さまざまな分野へのRPA製品導入の経験と実績を有している。