60分でわかる!IT知識シリーズ60分でわかる! DX 最前線

[表紙]60分でわかる! DX 最前線

紙版発売
電子版発売

四六判/160ページ

定価1,210円(本体1,100円+税10%)

ISBN 978-4-297-12032-0

電子版

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書籍の概要

この本の概要

「60分でわかる!IT知識」シリーズから,「DX」に関する書籍の登場です。DX(デジタルトランスフォーメーション)は,ITの活用を通して,企業の組織やビジネスモデルを変革させてゆくことを指します。世界的に見てもビジネス上でDXに対応することは必要不可欠な流れとなっており,特に,コロナ禍以後のビジネスにおいてはDXは今後ますます重要となる課題でしょう。
本書では,そもそもDXって何?といった話から,世界と日本のDXの最新状況,業種ごとのDXによる影響,DXによる既存事業の変革および新規事業の開発などをわかりやすく解説します。
この1冊があれば,DXの現状と全体像,そして今後の展望をつかむことができるでしょう。

こんな方におすすめ

  • DX推進に興味のあるビジネスマン

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あらゆる業種・分野で起こるビジネスモデルの変革
「DX」という言葉は,今ビジネスの場でもよく聞く言葉です。ですが,では実際に「DX」って何?と聞かれると,答えるのが難しい人も多いのではないでしょうか。

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

目次

Chapter1 DXの最新状況

  • 001 DX って,どこまで進んでいるの?
  • 002 コロナ対策でDXが進んでいるというのは本当?
  • 003 世界ではどこまでDXは進んでいるの?
  • 004 世界に先駆けて中国で進むDXの事例
  • 005 新興国で進むDXの事例
  • Column 遅れを見せる日本企業のDX

Chapter2 DXの基礎知識

  • 006 DXとはそもそも何か?
  • 007 経産省が発表したDXレポートとは?
  • 008 DXが企業にもたらすメリット
  • 009 ビジネスモデルを変えるのがDX
  • 010 DXとAIやIoT,5Gとの関係は?
  • 011 ファクトリーオートメーションとDX
  • 012 DXとディープテックとの関係
  • 013 DXで実現するスマートシティ
  • 014 理想はデジタルオンリー企業
  • 015 DXを進めるうえでの2つの側面
  • Column 社会の変化を予測したサービス提供が成功へのカギ

Chapter3 ビジネスモデルの変革

  • 016 DXによるビジネスモデル変革って何?
  • 017 新しい支払い方法を提供するサブスクリプション
  • 018 マッチングビジネスを実現するC2Cモデル
  • 019 ビジネスの場そのものを提供するプラットフォームビジネス
  • 020 新しいビジネスの生態系としてのエコシステム
  • 021 DXで業界の境界を取り除くことで起きる変化
  • 022 テクノロジーの発展で起こる既存の産業の変革
  • Column 自社の置かれた状況で考えてみる

Chapter4 DXによる新規事業の開発

  • 023 新規事業の成功は宝くじのようなもの
  • 024 スタートアップに出資して新規事業開発を進める
  • 025 新技術を核として事業構築を行う
  • 026 クラウドファンディングを商品開発に活かす
  • 027 顧客を核として新しいニーズを探る
  • 028 企業ならではの資産を活かす
  • 029 グローバルニッチを狙って事業を展開する
  • Column 変革よりもゼロから作り上げることが理想

Chapter5 DXによる既存事業の変革

  • 030 デジタルでビジネスモデルを変革する
  • 031 日本企業が抱える課題である2025年の崖
  • 032 DX推進の妨げとなるレガシーシステム
  • 033 DXがシステムに求める要件
  • 034 既存事業をデジタルオンリーにする
  • 035 営業をデジタル化するMA
  • 036 発展するECにより進む販売DX
  • 037 マイクロファクトリーにより実現する製造DX
  • 038 デジタル化が難しい物流業務
  • 039 会議などの業務もデジタル化で効率アップ
  • 040 顧客対応のデジタル化のメリット
  • 041 HRテックの活用がカギを握る人事DX
  • Column 既存事業のDX化がゴールではない

Chapter6 業種ごとのDXによる変革

  • 043 製造業におけるDX
  • 044 医療産業におけるDX
  • 045 食品産業におけるDX
  • 046 教育産業におけるDX
  • 047 不動産業におけるDX
  • 048 金融業におけるDX
  • 049 土木・建築業におけるDX
  • 050 農業におけるDX
  • 051 エネルギー産業におけるDX
  • 052 広告業におけるDX
  • 053 小売業におけるDX
  • Column 各産業でDXを進めるために

Chapter7 DXを進めるためのステップと事例

  • 054 時代の流れを理解する
  • 055 未来の課題を考え,自社の資産を整理する
  • 056 新しい社会で必要とされる必要な能力を身につける
  • 057 ビジネスモデルを設計する
  • 058 デザイン思考とリーン・スタートアップ
  • 059 MVPを作ってリスクを最小限に抑える
  • Column レイ・カーツワイル博士の未来年表

Chapter8 DXの今後の展望

  • 060 人間の仕事がなくなる?
  • 061 衛星画像・データがあらゆる情報を収集する
  • 062 身体や物体への負担を減らす非侵襲検査
  • 063 AIはさまざまなモノの自動制御を可能にする
  • 064 日常を一変させるスマートグラス
  • 065 可能性を拡げるディープフェイク技術
  • 066 生活体験を大きく変えるスペーシャル(空間)ウェブ

付録 DX関連注目企業リスト

著者プロフィール

兼安暁(かねやすさとる)

1967年東京生れ。1991年より米国系コンサルティング会社のLA事務所でキャリアをスタート。 2000年頃からTSUAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブにて,Tポイント事業の立上げに関わる。その後,ITベンチャー,一部上場会社を経て独立。あらゆる産業におけるDX案件に携わる。著書に『イラスト&図解でわかるDX』,『成功するDX,失敗するDX』。