分析が導く 最新SEOプラクティカルガイド

[表紙]分析が導く 最新SEOプラクティカルガイド

紙版発売
電子版発売

A5判/328ページ

定価2,640円(本体2,400円+税10%)

ISBN 978-4-297-12828-9

電子版

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

書籍の概要

この本の概要

現在のSEOで最も大切なことはなんでしょうか?

検索エンジンが登場してから,すでに30年近くの時が過ぎ,SEOという言葉もすっかり定着してきた感はありますが,現在では,黎明期のような小手先のテクニックは通用しなくなり,状況は混沌としています。やれコンテンツが大切だ,やれ内部施策が重要だ,などと右往左往し,なかなか効果がつかめない状況に陥っている方も少なくないでしょう。

本書は,こうした状況において,本来のマーケティングの王道的な手法,セオリーに立ち返り,自社の商品・サービスの価値,市場やターゲット(ユーザー)の分析・把握を起点に,本当に必要なSEO施策を解説します。現在の激化する市場のなかで,確実に効果を生み出す施策,そしてSEOを軸としたプロモーション方法などを,実践しやすいタスクベースに落とし込み紹介します。

こんな方におすすめ

  • マーケティングの観点から効果的なSEO施策が知りたい人
  • SEOを軸にした効率的なプロモーションについて知りたい人

この書籍に関連する記事があります!

いまSEOに取り組むなら,まずは分析から
本来のマーケティングの王道的な手法,セオリーに立ち返り,自社の商品・サービスの価値,市場やターゲット(ユーザー)の分析・把握を起点に,本当に必要なSEO施策を解説します。

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

目次

第1章 商品とユーザーの現状を分析する

  • Section01 担当するビジネスの特徴を把握する
  • Section02 自身の商品の市場を分析する
  • Section03 ターゲット層を具体的に定める
  • Section04 ユーザーのニーズを把握する
  • Section05 ユーザーニーズをもとに競合商品との差別化ポイントを把握
  • Section06 ターゲット層に価値を提供できる商品で新しい市場を作る
  • Section07 熾烈な市場に類似商品で挑むデメリット
  • Section08 熾烈な市場に一般的なSEOで挑む場合のデメリット
  • Section09 キーワード選定が無意味な場合もある

第2章 適切な施策を選択する

  • Section01 ビジネスの特徴から適切な施策を選ぶ
  • Section02 オンラインプロモーションのための準備
  • Section03 セールスファネルを理解する
  • Section04 広告から始めよう
  • Section05 オンラインプロモーションにおけるSEOの役割
  • Section06 スパムと手動による対策
  • Section07 SEOの特徴
  • Section08 具体的なSEO成果指標の定め方
  • Section09 インハウスとアウトソース それぞれのメリット
  • Section10 SEOに関するよくある疑問

第3章 自身のウェブサイトの現状と課題を把握する

  • Section01 現状把握 検索パフォーマンスを把握する
  • Section02 検索ユーザーが使用するデバイスを把握する
  • Section03 モバイル端末で実際にコンテンツをチェックする
  • Section04 ブランド・ノンブランドクエリのパフォーマンスを把握する
  • Section05 画像・動画検索のパフォーマンスも把握する
  • Section06 被リンク獲得状況を把握する
  • Section07 ウェブサイトの現状の技術的な問題点を調査する
  • Section08 Googlebotがアクセスできる状況か確認する
  • Section09 canonical属性の設定ミスを避ける
  • Section10 モバイルフレンドリーであることを確認する
  • Section11 ユーザー体験を阻害する要因がないか確認する
  • Section12 HTTPステータスコードの誤りを把握する
  • Section13 リンク切れを把握する

第4章 競合とターゲット検索ユーザーの状況を調べる

  • Section01 検索ユーザーが使用する検索クエリをリストアップする
  • Section02 競合の戦略を調査する
  • Section03 競合のオーガニック検索状況を調べる
  • Section04 競合の有料検索状況を調べる
  • Section05 競合サイトの被リンク獲得状況を調べる
  • Section06 関連キーワードを調査する
  • Section07 ロングテールクエリの単語に注目する
  • Section08 検索結果の類似度をベースにクエリをグループ化
  • Section09 リストアップしたクエリの検索ボリュームを調べる
  • Section10 検索ボリュームの少ないクエリは不要?

第5章 検討した施策と分析をもとにコンテンツ作成のプランを練る

  • Section01 認知を広げたいブランド名や新しいカテゴリ名を決める
  • Section02 クエリグループを各ファネルに割り当てる
  • Section03 各ファネルの目標とプロモーション方法を決める
  • Section04 クエリグループごとに有益なリンク誘導先やCTAを設定
  • Section05 SEOは初期のファネルから幅広く対応
  • Section06 検索広告は少なくとも購入プロセスに近いファネルには対応させる
  • Section07 コンテンツ作成プランとスケジュールを決める
  • Section08 検索ユーザーにソリューションを提供する

第6章 コンテンツライティング

  • Section01 ユーザーの問題を解決するコンテンツを作成する
  • Section02 コンテンツ作成時の注意点
  • Section03 クエリに含まれる様々な検索ユーザーの意図を調査・理解する
  • Section04 対象クエリで上位表示の競合コンテンツを分析する
  • Section05 トピックからアウトラインを作成する
  • Section06 ユーザーに役立つ情報を追加する
  • Section07 検討したCTAを配置する
  • Section08 比較やレビューコンテンツ作成の注意点
  • Section09 公開前にターゲット層に近い第三者に読んでもらう

第7章 オンページSEO

  • Section01 役に立つ内部リンク・アンカーテキスト
  • Section02 記事の著者を明示する
  • Section03 タイトルタグの最適化
  • Section04 メタディスクリプションの最適化
  • Section05 タイトル/メタディスクリプションの重複を避ける
  • Section06 見出しの最適化
  • Section07 設置する画像の最適化
  • Section08 わかりやすいURL

第8章 ローカルSEO

  • Section01 Googleビジネスプロフィールを活用
  • Section02 Yahoo!プレイスの活用
  • Section03 Bing Places for Businessの活用
  • Section04 ローカルSEOの被リンク獲得施策
  • Section05 Googleビジネスプロフィールの投稿機能
  • Section06 NAP情報の統一と管理
  • Section07 ローカルビジネスの構造化データ
  • Section08 Googleビジネスプロフィールのレビュー活用
  • Section09 ビジネスサイテーション

第9章 テクニカルなSEO

  • Section01 重要なページのインデックスを促進する
  • Section02 クロールバジェットを重要なページへ割り当てる
  • Section03 URLの正規化方法
  • Section04 モバイルフレンドリーなウェブサイト
  • Section05 ユーザー体験項目の改善
  • Section06 適切なレスポンスコードに修正
  • Section07 ページ表示速度の改善
  • Section08 リンク階層構造の改善
  • Section09 構造化データの活用
  • Section10 ウェブサイトの多言語対応
  • Section11 JavaScriptの使用

第10章 被リンクの獲得と活用方法

  • Section01 ページランクの操作を目的とした被リンクはガイドライン違反
  • Section02 ビジネスに関連するウェブサイトやメディアで情報共有する
  • Section03 SNSを活用してコンテンツを配信
  • Section04 積極的な被リンク獲得アプローチ
  • Section05 競合サイトの獲得被リンクを参考にアプローチ
  • Section06 獲得被リンクを更に活用する
  • Section07 質の低いリンクへの対応
  • Section08 nofollow,ugc,sponsored属性

第11章 検索順位の計測方法と改善施策

  • Section01 検索順位はユーザーの検索環境によって異なる
  • Section02 特定の国・言語,地域,デバイスの順位を計測する
  • Section03 掲載URLの変化を把握する
  • Section04 掲載順位が突然下降した場合の対応
  • Section05 掲載順位が徐々に下降している場合の対応
  • Section06 コンテンツをリライトする
  • Section07 クエリごとに異なるSERP要素を把握
  • Section08 強調スニペット表示されるクエリを確認
  • Section09 ローカルパックへの最適化
  • Section10 トップニュース/サイトリンクの対応
  • Section11 画像・動画への対応
  • Section12 カルーセル結果への対応
  • Section13 他のユーザーも行った質問 (PAA)への対応
  • Section14 Twitteri/ナレッジグラフ/ナレッジカードへの対応
  • Section15 ショッピング結果・ホテルパックへの対応

第12章 そのほか定期的に監視すべき指標と施策への応用

  • Section01 セールスファネルで定義した目標の実績を毎月把握する
  • Section02 作成した重要ページのユーザー行動を分析する
  • Section03 ブランド検索とノンブランド検索推移
  • Section04 ウェブサイトの健全性を定期的に監視
  • Section05 競合サイトのオーガニックトラフィック状況を把握
  • Section06 競合サイトの検索広告トラフィック状況を把握
  • Section07 検索広告からのフィードバック
  • Section08 SEOからのフィードバック
  • Section09 定期的なレポートは自動化して効率化
  • Section10 複数企業間でタスクや情報を共有するツール

第13章 初期の計画達成後の取り組み

  • Section01 認知度を向上させ,検索機会を増やして独自の市場を形成する
  • Section02 オーガニック検索結果で認知度を向上
  • Section03 ウェブページ上で認知度を向上
  • Section04 YouTubeで認知度を向上
  • Section05 検索広告で認知度を向上
  • Section06 ディスプレイ広告で認知度を向上
  • Section07 SNSを活用して認知度を向上
  • Section08 顧客からのフィードバックを取りまとめる
  • Section09 SEOはマーケティングの一部ではなく事業そのもの

著者プロフィール

野澤洋介(のざわようすけ)

株式会社アレグロマーケティング 代表取締役社長。
法政大学工学部システム制御工学科卒。PCソフトウェアパブリッシャーにてサポート・営業・プロダクトマネジメントおよびマーケティング部門など幅広いポジションを経験。2011年アレグロマーケティングを設立し,企業向けSEO支援ツールを主軸とした製品展開を行いつつ,ブログやセミナーを通してインハウスSEOの取り組み方を解説。著書に『最強の効果を生み出す 新しいSEOの教科書』(小社刊)。
https://www.allegro-inc.com/