気持ちよく年賀状をやりとりするために年賀状の書き方だけでなく、知っておけばちょっと安心な年賀状の送付についての作法を紹介します。
もっとも一般的な郵便事業株式会社の年賀状専用はがきは、通常11月1日から発売されます。家庭用プリンターに適したインクジェット仕様のものや、うぐいす色やもも色などの色つき、切手部分にディズニーキャラクターが使用されているものなどさまざまなバリエーションで販売されます。抽選で商品が当たるお年玉くじもついています。
無地のはがきを使用する場合、年明けに配達してもらうためには、切手の下に「年賀」と朱書きをしておきましょう。また、無地のはがきにお年玉付き年賀切手を利用してもいいでしょう。
年賀状は年が明けたことを祝うものなので、1月3日までに届くのがもっとも礼にかなうとされます。とはいえ、松の内の1月7日(地域によっては1月15日)までに届けば失礼には当たりません。
やむを得ずそれ以降に送る場合には、立春の2月4日までなら「寒中見舞い」、2月4日以降2月末までなら「余寒見舞い」とします。