OpenLaszloでマルチデバイス対応RIAを作ろう

第2回 OpenLaslzoの構成要素とアプリ開発方法

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SOLOモードでのデプロイ

SOLOモードでのデプロイとは,OpenLaszloで開発したアプリを単体のFlashアプリあるいはJavaScriptアプリとして実行できるようにすることです。通常,FlashアプリやJavaScriptアプリはHTMLコードから呼び出して実行することになりますが,そのHTMLコードは開発コンソールのSOLOボタンを押すと取得できます。

Flashの場合

swfの場合はSOLOボタンを利用しなくても下記の記述をHTMLファイル内に記述するのが簡単です。swfファイルはProxiedチェックオフでのコンパイルで先に取得しておきます。HTMLコードとしてはたとえば<embed>タグを使い,そのsrc属性でswfファイル名を指定します。他にも書き方はありますが,通常のFlashファイルと同じ扱いです。

リスト2 swfを実行するためのHTMLコード

<embed type="application/x-shockwave-flash" 
    width="200" 
    height="130"
    src="/assets/files/design/serial/01/openlaszlo/0002/sample.lzx.swf8.swf" 
    menu="true" 
    loop="true" 
    play="true" 
    pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" >
</embed>

HTML5の場合

HTML5の場合は複数のファイルで構成されるので,それらファイル一式とHTMLコードを取得するのに少し手順を踏みます。

(1)HTML5を選んでProxiedのチェックを外し(=SOLOモード)コンパイルしたあと,SOLOボタンを押します。

(1)HTML5を選んでProxiedのチェックを外し(=SOLOモード)コンパイルしたあと,SOLOボタンを押します。

(2)Continueボタンを押します。

(2)Continueボタンを押します。

(3)Continueボタンを押します。

(3)Continueボタンを押します。

(4)拡張子wgtの圧縮ファイルが生成されるのでダウンロード保存します。

(4)拡張子wgtの圧縮ファイルが生成されるのでダウンロード保存します。

最終的に拡張子がwgtというW3Cウィジェットファイルが保存されます。画面の例ではsolo_deploy_11_05_2010_11_57_16.wgtです。そのままクリックして実行するとPCの環境によってはウィジェットインストーラが起動してしまいますがここでは扱いません。wgtファイルの実体は圧縮(zip)ファイルなので通常のzipツールで解凍して中身を取り出します。拡張子をzipに変えてしまうと解凍処理が簡単になる場合があります。

このwgtファイルにはアプリ実行に必要なファイル一式が入っています。中身は次の図の通りですが,実際に必要なのは,lpsディレクトリ(ライブラリや画像リソースが入っています⁠⁠,index.html,sample.lzx.js,sample.sprite.pngになります。index.htmlをブラウザでロードするとアプリが実行されます。config.xml,widget-icon.pngはW3Cウィジェット用で,今回は不要のファイルです。

図13 wgtファイルの中身。赤線で囲ったものはHTML5として動作させるのに必要な部分

図13 wgtファイルの中身。赤線で囲ったものはHTML5として動作させるのに必要な部分

Flash非対応デバイスでの実行例

先程ほどのwgtファイルの中身をWebサーバにアップし,手持ちのiPod touchで実行した画面のキャプチャです。ボタンを押すと本記事中のFlashサンプルのように赤四角が回転します。

iPod touchで実行した画面のキャプチャ。

iPod touchで実行した画面のキャプチャ。

著者プロフィール

ason(あそん)

京都の在宅ITエンジニア。サーバやネットワーク系が得意。初めて触った言語はOpenLaszlo。現在WebプログラマとしてHTML,CSS,PHP,CMSに詳しくなってきたところ。デスメタルドラマー。

URL:http://xtter.openlaszlo-ason.com/